キャデラック・レーシングは8月6日、2025年のWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに2台のVシリーズ.Rを投入するため、新たにJOTAスポーツと提携することを正式に発表した。
このアメリカのメーカーは、WECが1マニュファクチャラーあたり2台の参戦を義務付ける来シーズン、初めて2台目のフルシーズンエントリーを追加する。
WEC、2025年からハイパーカークラスの“3名体制”義務化を検討か。チーム側は賛否両論
同時にキャデラックは、チップ・ガナッシ・レーシングとの現在の提携が終了することに伴い、かねてからの噂どおり、現在はポルシェのカスタマーチームとなっているJOTAと協力することになった。
■ドライバーは3人が内定? バトンの動向にも注目
2台のLMDh規定車両は『キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA」の名の下に出場し、JOTAが現在使用しているふたつのレースナンバー、『12』と『38』は維持されることになる。
「キャデラックは、世界耐久選手権の一環として世界最高のチームと競い合えることを、誇りに思っている。その中には、ハーツ・チーム・JOTAも含まれている」とグローバル・キャデラックの副社長、ジョン・ロスは述べている。
「来年、ハーツ・チーム・JOTAを迎え入れられることを大変嬉しく思う。彼らは数十年にわたるレース経験と技術の専門知識を結集し、トラックで引き続き成功を収め、世界中に当社のブランドの新しい支持者を生み出してくれるだろう」
JOTAは昨年、ポルシェ963の1台体制でWECのトップクラスに参戦し、今季は2台目を追加した。そして第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースでは、初の総合優勝も果たしている。
「JOTAは常にメーカーチームになることを目指してきた。今回、キャデラックと力を合わせることで、この目標が実現するのだ」と語るのは、JOTAの共同オーナー、サム・ヒグネット。
「過去2シーズン、キャデラックVシリーズ.Rと競い合い、その競争力を実感してきた。2025年以降、そのマシンを走らせることを任されたことを、心から光栄に思う」
「我々は世界耐久選手権、とりわけル・マンで記録破りの成功を収めるという恵まれた立場にあり、キャデラックおよびハーツとともに、この成功を継続できることを非常に楽しみにしている」
この新しいキャデラック/JOTAの取り組みにおけるドライバーラインアップは、まだ確定していない。ただし、既存のファクトリードライバーであるアレックス・リンとアール・バンバーは、長年のJOTAドライバーであるウィル・スティーブンスとともに参加することは確実な模様だ。
元F1世界チャンピオンで現在JOTAのポルシェ963をドライブするジェンソン・バトンも先月、JOTAに留まりたいという意向を表明していた。また、カラム・アイロットも候補に挙がっていると見られるが、NTTインディカー・シリーズ出場という選択肢もまだ模索中だ。
キャデラックはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権における計画を別途発表する予定だが、アキュラとの提携を終了するウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティが、北米シリーズにおけるGMブランドのパートナーチームとして、チップ・ガナッシに代わって出場するものと見られる。
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