「フェラーリをぶっ潰す！」仕様のシェルビー「コブラ」をミニカーで再現！ 実車はポール・ウォーカーも所有した世界2台しかない希少モデルでした

実物は見られなくてもミニカーなら鑑賞し放題！

　ラジコンからミニカーまで、多彩なラインアップで世界中のファンを魅了している京商。同社のオリジナルブランドから「1/12スケール シェルビー コブラ427S/C “FAM”」が発売中だ。

　シェルビー コブラの始まりはイギリス車のACエースというクルマだった。フロントに搭載されるのはブリストル製の2L直6エンジンだが、1961年にそのエンジンが製造中止になってしまう。

　その関係でクルマを販売することができず、ACカーズは経営難に陥った。そんな危機に迫られた折に、アメリカン人レーサーのキャロル・シェルビーと出会い、4.2L V8エンジンを搭載することを提案。1962年にシェルビー コブラとしてデビューした。

　今回、モデル化されたのはコブラの中でも最強スペックを誇る427S/C。427とはキュービックインチ＝7Lエンジンを搭載、S/Cはセミ･コンペティションを意味している。

ビックスケールらしい重厚感を感じられる

　京商では、世界で2台だけ生産された『FAM=Ferrari’s Ass is Mine,（フェラーリを打ち負かす準備はできている）』をモデル化した。同車は、映画『ワイルド・スピード』で知られる俳優のポールウォーカー氏が所有していたモデルを再現している。

　車両の特徴は、ロッソ・コルサにタンレザーというフェラーリ・シグネチャー・カラー・コンビネーションを採用。シェルビー製のカスタムカーペット、ステンレス製のロールバーなど本物のコブラでさえ貴重だが、さらに際立った1台となる。

　実車に合わせて製作されたミニカーは、ボンネット、フロントフェンダー、トランクリッドにはFAMモデルの特徴である専用エンブレムをあしらっている。また、各メーターの文字盤とステアリングホイールのセンターキャップの色も実車を忠実に再現している。さらに黒地にシルバーのラインが入ったシリンダーヘッドカバー、ラジエーター上のステッカーも再現しているのが特徴だ。

　また、ボンネット、ドア、トランクには開閉機構を持ち合わせている。実車は目にすることができない貴重なモデルだけに、ミニカーを通じて細部を知ることができるのは嬉しい。価格は6万3800円（消費税込）。全国の模型店およびインターネットで購入が可能だ。

Comments

やっぱりコブラの猛毒はシビレるわ☆

実際テスタロッサよりもゼロヨンタイムは速いから驚く。