■90周年記念車は専用「ふっくら」内装で上質さをさらにアップ!
日産は、2024年6月13日に発売されたマイナーチェンジ版の新型「ノートオーラ」90周年記念車「90th Anniversary」を、6月14日から7月4日まで日産グローバル本社ギャラリー(横浜市西区)に展示します。
新型ノートオーラは、従来型と比べどこが大きく進化を遂げたのでしょうか。
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ノートオーラは、日産の主力コンパクトカー「ノート」へ2021年8月に追加されたプレミアムモデルの新ラインナップです。
ノートは、2020年11月のフルモデルチェンジで3代目となった際に、それまでラインナップされていた通常のガソリンエンジン車を廃止し、全車をe-POWER(ハイブリッド)のみとしました。e-POWER自体も第2世代に進化しており、燃費や走行性能、静粛性などが向上しています。
その上位モデルという位置付けのノートオーラは、内外装の質感を大幅に高めるとともに、ボディをワイド化した優美なスタイリングを特徴とします。
さらに派生モデルとして、2021年秋にはスポーティな仕立ての「ノートオーラ NISMO」も追加設定するなど、ベースモデルも含め幅広い選択肢を揃えました。
その結果、2022年度(2022年4月から2023年3月)の国内販売では電動車販売台数No.1を達成するなど、ノートシリーズは幅広い支持を集めています。
そんなノートオーラがデビュー3年を迎え、初の大規模なマイナーチェンジを実施しました。
外装では、フロントグリルに新世代「デジタルVモーション」を採用するなど、フロントまわりを中心に外観デザインを大幅に変更。あわせて17インチアルミホイールに新デザインを採用し、イメージを一新させています。
ボディカラーは新色「フォレストグリーン」(スーパーブラック2トーン)を設定し、5種類の2トーンカラーと8種類のモノトーンカラーを用意しました。
内装では、内装色「ワイマラナー」を新たに追加するとともに、「ブラック」内装色でも新たな色味の木目調フィニッシャーを採用し、あわせてインパネやアームレスト、ドアトリムクロスなどの色味も変更しました。
加えて運転席パワーシートを全車に標準装備したほか、グローブボックスの容量拡大、USB電源のタイプC化などの機能向上を図っています。
なおノートオーラ NISMOのマイナーチェンジ版については、遅れて2024年7月中旬に登場する予定です。
そして今回日産グローバル本社ギャラリーに展示されるのは、日産の創立90周年を記念して登場したノートオーラ 90th Anniversaryです。
同特別仕様車は2024年1月に設定されましたが、今回のマイナーチェンジにあわせ仕様変更を行っています。
しっとりとした肌触りと包まれる心地よさや優れた耐久性を実現する日産独自開発のシート素材「テーラーフィット」や、カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールなどを独自装備します。
展示車両は、鮮烈な印象を与える上質なガーネットレッドとスーパーブラックの2トーンカラーです。
※ ※ ※
マイナーチェンジ前は、ベースモデルのノートに設定されていた日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるプレミアムカスタムカー「ノート AUTECH(オーテック)」は、マイナーチェンジを機に「ノートオーラ AUTECH」として新登場しました。
またベースモデルのノートは、2023年12月に先行してマイナーチェンジを実施し、こちらもデジタルVモーションの新採用などによるデザイン変更を実施するなどの大幅改良を実施しています。
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