トヨタ、850psのカムリをSEMAショーで披露

トヨタ自動車は、米ラスベガスで4日に開幕したSEMAショー（自動車／部品見本市）において、850psを発生するカムリのドラッグレース仕様「スリーパーカムリ」を披露した。

同モデルは、加速力を競うドラッグレース向けに開発されたもので、外装はカムリ量産車のものを踏襲しつつ、中身はまったく別モノとなっている。

軽量高剛性のチューブフレームに、タンドラ（トヨタの北米向け大型ピックアップトラック）譲りの5.7リッターV8エンジンを搭載。それにTRDのスーパーチャージャーが組み合わされ、850psを生み出す。

巨大パワーを路面に伝えるタイヤは335/30-18というサイズ。その実力は0-400m加速が9秒80と、10秒を切る速さだ。

北米で大人気のカムリ。その典型的ファミリーカーのイメージとは裏腹に、スーパーカーも楽にブチ抜く実力を秘めているのがスリーパーカムリだ。