現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 2.4L一択なのか? 1.8Lで十分か? レヴォーグの選び方を熱血スバリストが考える

ここから本文です

2.4L一択なのか? 1.8Lで十分か? レヴォーグの選び方を熱血スバリストが考える

掲載 更新 17
2.4L一択なのか? 1.8Lで十分か? レヴォーグの選び方を熱血スバリストが考える

新型レヴォーグは1.8Lのみでスタートした

 2020年に登場した現行型レヴォーグ。登場時は新開発のCB18型1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジン搭載モデルのみの3グレード展開だったが、2021年の改良で待望のハイパフォーマンスモデルとなるFA24型2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン搭載車が追加された。

これでホントに実用車かよ! フル乗車&荷物満載でも「ウソみたいに」走りが楽しい国産車3選

2.4LエンジンはSTI Sportのみの搭載

 従来からの1.8Lモデルは小改良と一部グレードへのサンルーフのオプション展開といった改良に留まっている。グレードは初期モデルと同じく、GT、GT-H、STI Sportの3グレードに、それぞれ最新の運転支援システム「アイサイトX」を装備するEXグレードの計6グレード展開。新たに追加された2.4Lは最上級のSTI SportとSTI Sport EXの2グレードのみ。アイサイトXの有無だけでそのほかの装備に差はない。2.4Lエンジン搭載車は「STI Sport R」という名称となっている。

 初代レヴォーグでは登場時から1.6Lターボと2.0Lターボの2本立てで、それぞれにSTI Sportがあとから追加となった。排気量こそ違えど、新型でも2種類のパワーユニットがチョイス可能となったというわけだ。初代モデルと異なる部分といえば、ハイパフォーマンスモデルはSTI Sportのみになったという点。

 初代では2.0Lエンジン搭載車はSTI Sportのほか現行のGT-HにあたるGT-Sグレードにも設定されていたほか、登場初期にはGTグレードにも設定があったのだ。ちなみに初代の2.0Lと1.6Lモデルの価格差は最終モデルのSTI Sportで49万5000円。一方現行の1.8Lエンジン搭載のSTI Sport EXと2.4Lエンジン搭載のSTI Sport R EXの価格差は68万2000円。排気量の差が400ccから600ccへと拡大していることもあり、かなりの差があるため、購入を検討しているユーザーはより自分に合った選択が迫られる。

 STI SportとSTI Sport Rの相違点はエンジンだけにとどまらず、ハイパフォーマンスエンジンにマッチする「スバル パフォーマンス トランスミッション」が搭載される。そのほか、センターデフもアクティブトルクスプリット方式から回頭性を重視した「VTD-AWD」方式となり、2.4Lモデルはスペック以上にメカニズム面も走りを重視した仕様となっているのが特徴だ。

排気量アップは実用性も重視している

 注目の2.4Lエンジンは先代よりパワーを抑え、日常で使う回転領域のトルクを厚くし、実用域でのパワフルさを重視した仕様になっているのもポイントだ。1.8Lエンジン搭載車と比べると、最高出力で+98ps、最大トルクで+75Nmと大幅にスペックが向上。新世代のプラットフォーム「SGP」に、あらゆるシーンで最適な乗り味を選択できる「ドライブモードセレクト」を搭載するSTI Sportシリーズにおいて、よりその実力を発揮できるSTI Sport Rは、レヴォーグの最上級モデルに相応しいオススメモデルといえるだろう。

 もちろん最新の運転支援システム「アイサイトX」を搭載するEXグレードであれば鬼に金棒であることは間違えないが、従来モデルよりもアップする車両価格を考えると、EXなしグレードも選択の候補に入れたい。アイサイトも先代のツーリングアシスト相当の機能が装備され、約40万円ほどリーズナブルに手に入れることができる。1.8Lモデルでも十分な動力性能と上質な乗り味を味わえる新型レヴォーグだが、走りの性能も最上級な2.4Lモデルは国内最高峰のスポーツツアラーとしてぜひ手に入れたい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レクサス新型「小さな高級車」を初公開! めちゃ“豪華内装×特別カラー”採用した「新型LBX エレガント」発表! “420万円”から発売スタート!
レクサス新型「小さな高級車」を初公開! めちゃ“豪華内装×特別カラー”採用した「新型LBX エレガント」発表! “420万円”から発売スタート!
くるまのニュース
トヨタ「ルーミー」のライバル! スズキ新型「ハイトワゴン」そろそろ登場!? 高性能エンジン搭載&軽量化実施の可能性に「待ってます」の声! 「次期型ソリオ」に期待集まる
トヨタ「ルーミー」のライバル! スズキ新型「ハイトワゴン」そろそろ登場!? 高性能エンジン搭載&軽量化実施の可能性に「待ってます」の声! 「次期型ソリオ」に期待集まる
くるまのニュース
2024年「自動車関係功労者大臣表彰」整備分野から唯一の受賞は大阪のショップ工場長
2024年「自動車関係功労者大臣表彰」整備分野から唯一の受賞は大阪のショップ工場長
バイクのニュース
MotoGPマレーシアFP1|バニャイヤがライバルに大差つけてトップタイム。5年ぶり復帰イアンノーネ、驚きの9番手
MotoGPマレーシアFP1|バニャイヤがライバルに大差つけてトップタイム。5年ぶり復帰イアンノーネ、驚きの9番手
motorsport.com 日本版
名門マーチ復活を諦めたくない!! こんなかたちなら復活できる…はず!!
名門マーチ復活を諦めたくない!! こんなかたちなら復活できる…はず!!
ベストカーWeb
ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシーズン中のペレス解雇の可能性を否定せず「F1は結果重視のビジネス」
ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシーズン中のペレス解雇の可能性を否定せず「F1は結果重視のビジネス」
AUTOSPORT web
アルパインが『キャラバン』専用新製品を一挙発表、11型大画面カーナビ、OPTMサウンドシステムなど
アルパインが『キャラバン』専用新製品を一挙発表、11型大画面カーナビ、OPTMサウンドシステムなど
レスポンス
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“旧車感”あふれる「レトロデザイン」採用! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルの姿とは!
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“旧車感”あふれる「レトロデザイン」採用! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルの姿とは!
くるまのニュース
元F1ドライバーのグティエレス、苦戦続く同郷ペレスの心中を察する「しかし客観的に言えば、負のサイクルから抜け出さなきゃいけない段階」
元F1ドライバーのグティエレス、苦戦続く同郷ペレスの心中を察する「しかし客観的に言えば、負のサイクルから抜け出さなきゃいけない段階」
motorsport.com 日本版
ディーゼルエンジンは「天ぷら油」でも走るってマジ!? 真相を探った!
ディーゼルエンジンは「天ぷら油」でも走るってマジ!? 真相を探った!
WEB CARTOP
【ヤマハ MT-09 試乗】“アウトロー”がスポーツバイクの王道に則った進化を遂げた…伊丹孝裕
【ヤマハ MT-09 試乗】“アウトロー”がスポーツバイクの王道に則った進化を遂げた…伊丹孝裕
レスポンス
東京湾アクアラインが通行止め! 海ほたるも閉鎖。「ちばアクアラインマラソン2024」開催で交通規制【道路のニュース】
東京湾アクアラインが通行止め! 海ほたるも閉鎖。「ちばアクアラインマラソン2024」開催で交通規制【道路のニュース】
くるくら
レクサス新型「小型スポーツカー」登場! 6速MT×爆速ターボ搭載の「小さな高級SUV」が早くも人気に! 「スゴいLBX」どんなモデル?
レクサス新型「小型スポーツカー」登場! 6速MT×爆速ターボ搭載の「小さな高級SUV」が早くも人気に! 「スゴいLBX」どんなモデル?
くるまのニュース
マツダ MX-30デザインやボディ細部のカラーの変更、機能拡張など一部改良
マツダ MX-30デザインやボディ細部のカラーの変更、機能拡張など一部改良
Auto Prove
フェルスタッペン、ドライビングに関する外野からの批判に耳貸さず「僕は3度のチャンピオンだ。自分が何をしているかは分かってる」
フェルスタッペン、ドライビングに関する外野からの批判に耳貸さず「僕は3度のチャンピオンだ。自分が何をしているかは分かってる」
motorsport.com 日本版
後付けで車いすが電動化。ヤマハが10年ぶりに電動化ユニットを一新
後付けで車いすが電動化。ヤマハが10年ぶりに電動化ユニットを一新
Believe Japan
「やっと」「着工はうれしい」 横浜の環2直結「新トンネル」ついに本格始動! “激混み国道”改善に期待の声
「やっと」「着工はうれしい」 横浜の環2直結「新トンネル」ついに本格始動! “激混み国道”改善に期待の声
乗りものニュース
バーム、旧ビッグモーター問題の再協定で損保と合意へ 11月中にも顧客へ通知
バーム、旧ビッグモーター問題の再協定で損保と合意へ 11月中にも顧客へ通知
日刊自動車新聞

みんなのコメント

17件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.2576.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.8602.0万円

中古車を検索
レヴォーグの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

310.2576.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.8602.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村