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マツダ・ロードスターRF入門編|あなた好みのスポーツカーは何色?

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マツダ・ロードスターRF入門編|あなた好みのスポーツカーは何色?

軽量・コンパクトで、意のままの走りを楽しめるマツダ ロードスター。その普遍的な価値を保ったまま、美しいファストバックスタイルを実現したロードスターRFは、妥協のない新しいオープンスポーツカー像を生み出した。さまざまなこだわりが込められたロードスターRFの概略をチェックしていこう。REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)/宮門秀行(MIYAKADO Hideyuki)

マツダ ロードスターRFのエクステリア

1馬力いくらか?で考えてみる国産最強&最もコストパフォーマンスが高いエンジンは? GT-R? NSX? LC? スープラ? それともWRXかシビック・タイプRか

<strong>リトラクタブルハードトップがもたらしたファストバックスタイル</strong>

ロードスターRFの車名「RF」は“リトラクタブル・ファストバック”の頭文字で、電動ルーフを備えたファストバックスタイルを意味する。

開発陣はまずロードスターらしさを守り抜くため、全長やホイールベースは変えず、荷室容量も犠牲にしないことを徹底。その上でデザイン、構造、生産に至る各部門が一体となり、ソフトトップに対して重量増を約45kgに抑えた電動ルーフを開発した。

流麗なクーペスタイルと爽快なオープンエアドライブが見事に両立されている。

<strong><span style="font-size:18px;">■屋根を閉じれば完全なクーぺに</span></strong>

クローズ状態で走る機会の多さを考慮して、屋根を閉めた時のシルエットの美しさを追求。リヤルーフが後方に下がりながら内側に絞り込まれていくデザインを採用し、理想的なファストバックスタイルを実現した。

マツダ ロードスターRFのルーフ

<strong>世界最速クラスの開閉アクション</strong>

フロント、ミドル、リヤの3つのパーツからなるフル電動ハードトップを採用。流れるように動作するルーフは、片道約13秒という世界最短時間で開閉する。三眼メーター左側のインフォメーションディスプレイには、ルーフ開閉動作中のアニメーションも表示。

マツダ ロードスターRFの車内の特徴

<strong><span style="font-size:18px;">■マツダの“人間中心の設計思想”を具現化したコックピット</span></strong>

ソフトトップモデルと同様、水平基調のインパネデザインを採用。ドライバーとクルマの“人馬一体”をもたらすコックピットは、ロードスターRFでももちろん健在である。

撮影車の「VS」のみオーバーン内装を標準装備し、インパネデコレーションパネルもオーバーン色となる(その他のグレードはブラック)。

メーターは垂直指針の回転計を中央に据えた3眼タイプを採用。左側は4.6インチTFT液晶カラーモニターを採用したマルチインフォメーションディスプレイとなっている。

<strong><span style="font-size:18px;">■グレードごとに異なるシート表皮を採用</span></strong>

ロードスターRFは、3つあるグレードのキャラクターに応じて、それぞれ異なるシート表皮を採用。「S」は赤いステッチの入ったブラックファブリック、「RS」はアルカンターラとナッパレザーを使用したレカロ製コンビシート、「VS」はオーバーン色のナッパレザーを標準装備。

ドアトリムの合成皮革も、それぞれのカラーに準じた仕様となっている。

マツダ ロードスターRFのエンジン

<strong>RFのみ2.0ℓエンジンを搭載</strong>

ソフトトップモデルが1.5ℓエンジンを搭載するのに対して、RFには2.0ℓの直列4気筒エンジンを搭載。13.0という高圧縮比や数々のSKYACTIV技術を採用し、先代の2.0ℓ車に対しても低中速域におけるトルクを大幅に増大している。

軽快で機敏なソフトトップモデルに対して、余裕と落ち着きを感じさせる走りを実現することで、モデル間のキャラクター分けも巧みに演出。トランスミッションは6速MTと6速ATを設定する。RFのMTはギアの歯面精度を高めて、高周波騒音の低減を図った。

マツダ ロードスターRFのタイヤ&ホイール

<strong>全車17インチアルミホールを標準装備</strong>

全車標準の17インチアルミホイールは、「RS」のみガンメタリック塗装を採用。「S」と「VS」 には高輝度塗装が施される。また、「RS 」にのみBBS製の鍛造ホイールがオプション設定されている。

マツダ ロードスターRFのラゲッジスペース

<strong>ソフトトップ同等の容量にマルチボックスを備える</strong>

荷室容量はソフトトップモデルが130ℓであるのに対して、RFは127ℓ(ともにVDA方式)と、ほぼ同等。フロア右奥には容量3ℓのマルチボックスも装備されている。550×400×220mmのキャリーバッグを2個積載可能。

マツダ ロードスターRFのグレード種類

ロードスターRFは、異なるキャラクターを持つ3つのグレードを展開している。

<strong><span style="font-size:18px;">■ロードスターRF VS</span></strong>

<strong>ナッパレザーが演出する上質な室内空間が魅力</strong>

「S 」よりも上質な仕立てと充実した装備類を備えるのが「VS」。ブラインド・スポット・モニタリングや車線逸脱警報システム、アダプティブ・フロントライティング・システムなどの安全装備のほか、シートヒーター、 Boseサウンドシステムで快適性も向上。

<strong>《落ち着いた雰囲気のオーバーン内装色》</strong>

「VS」のみオーバーンと呼ばれる赤みがかったブラウンの内装色を採用。シート表皮には、しっとりとした肌触りが特徴のナッパレザーが使用される。オープンで走る時、ドアを開けて乗り降りする時の特別感が際立つ。

<strong>《2トーンルーフをオプション設定》</strong>

ルーフトップをピアノブラックとする2トーンカラーを「VS」のみオプション設定。クローズ状態でも遠目ではオープンになっているように見えるスタイリングを演出する。

<strong><span style="font-size:18px;">■ロードスターRF S</span></strong>

<strong>自分好みに仕立てるためのスタンダードグレード</strong>

最もベーシックなグレードに位置づけられる「S」だが、「VS」と同じホイールを履くため、外観だけで違いを識別するのは難しい。7インチセンターディスプレイ&コマンダーコントロールやフルオートエアコンなどは標準装備と、基本装備も充実している。

<strong>《ストイックなブラック内装色》</strong>

内装色はブラックのみで、シー ト表皮はファブリックを採用。「VS」に比べれば地味にも見え るが、本革巻きステアリングやサテンクロームメッキの各種トリムなどは、「VS 」や「RS 」 と共通の仕様となっている。

<strong><span style="font-size:18px;">■ロードスターRF RS</span></strong>

<strong>専用装備を与えられた走りのモデル</strong>

ビルシュタイン製ダンパーやフロントサスタワーバーを標準装備し、6速MTのみの設定となるスポーティな最上級グレード。先進安全装備類やBoseサウンドシステムなどの豪華装備も標準で備わるほか、さらに走りを際立たせるオプションも設定されている。

<strong>《レカロ製シートを採用》</strong>

3グレードの中で唯一レカロ製のスポーツシートを標準装備。ホールド性に優れるのはもちろん、シートヒーターや運転席の座面チルト機構など利便性の高い機能も備わる。内装色はブラックを採用。

<strong>《オプション》</strong>

<strong>BBS製アルミホイール</strong>
「RS」のみBBS製の鍛造メッシュホイールをオプション設定。サイズは標準ホイールと同じ17×7.0Jで、タイヤサイズも共通。塗装にはブラックメタリックを採用する

<strong>Brembo製ブレーキ</strong>
フロントにブレンボ製対向4ポットキャリパーとベンチレーテッドディスクをオプション設定。リヤキャリパーは標準のままだが、フロント同様にレッド塗装が施される。

マツダ ロードスターRFのボディーカラーとスペック

<strong><span style="font-size:18px;">■ボディーカラーは「匠塗」2色を含む全6色を設定</span></strong>

特殊な塗装技術により高輝度と発色のよさを実現したソウルレッドプレミアムメタリック、マシーングレープレミアムメタリックを含む合計6色を展開する。

<strong><span style="font-size:18px;">■ロードスターRFのスペック</span></strong>

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