ジャーナリストが集まりクルマを評価するメディア向け試乗会。今回はそこに、ももクロを育てた名物マネージャーである、われらが川上アキラ氏(以下 川上店長)と高城れにちゃん(ももいろクローバーZ)も参加した! 2人のターゲットになるのは、登場したばかりの新型ハスラー。生まれ変わった大ヒット軽自動車に、2人は何を感じたのか?
さて、川上店長と高城れにちゃんがやってきたのは千葉県・幕張。駐車場には各色のハスラーがずらりと並んで実にカラフル!
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今回は特別に、チーフエンジニアの竹中秀昭さんにもご一緒いただき、ハスラーの魅力を探ってみたぜ!
チーフエンジニアの竹中秀昭氏(1994年入社。実験部やトランスミッション設計部を経て2016年から現職)から、詳細な解説を受ける高城れにちゃん
※川上アキラ(川上店長)…1974年埼玉県生まれ。「スターダストプロモーション」で多くのタレントのマネジメントを担当したのち、「ももいろクローバーZ」の結成に立ち会い、屈指のアイドルグループに育て上げた。現在同プロダクション執行役員兼プロデューサー。知る人ぞ知る大のクルマ好きで、2019年1月より『ベストカー』本誌にて「行くぜっ! 川上モータース」という連載を担当
※本稿は2020年2月のものです
まとめ:角田信幸/写真:池之平昌信
初出:『ベストカー』 2020年3月26日号
【画像ギャラリー】高城れにちゃんが参加した新型ハスラー試乗会の様子をお届け!!
■紙パック対応のカップホルダー
高城「うわー、新しいハスラーがいっぱいあってめっちゃ興奮する!」
川上「ほんとだな。どうだい外から見た感じは」
高城「温故知新って感じ。丸いヘッドライトとか、ハスラーらしさは残しつつ、全体的にはしっかり進化してる。よりカッコかわいくなったね」
2019年12月に発表され、2020年1月20日に発売となった2代目(新型)ハスラー。丸いヘッドライトなど、先代型のイメージは残しつつも、よりスクエアなデザインに生まれ変わった
竹中「暮らしのなかにアウトドア志向が広まっているのでそれを取り入れました。外観はよりスクエアにし、力強さやタフさを強調しています」
高城「(運転席のドアを開けて)お邪魔しまーす。あ、正面に3つ同じパターンが……」
竹中「右からメーター、ナビ、収納になっています。アウトドアアイテムのプロテクトされた感じを形にしました」
3つのリングデザインが並ぶインパネ。シートの間のカップホルダーは紙パック飲料にも対応
高城「カップホルダーは上部が四角くなってるんですね」
竹中「500mlの紙パック飲料も置けるんです」
川上「高(たか)さん、紙パックよく飲むよな。1Lな」
竹中「1Lはちょっとご遠慮いただいたほうが……(笑)」
高城「川上さん、余計なこと言わないの!」
■寝れるというか普通に住める
高城「後ろの席に座らせてもらいます。うわー。もともと広々してたけどもっと広くなった気がします」
竹中「ホイールベースが伸びたこともあるんですが、ボディの側面をより垂直に立てたことで、肩や頭の周りの空間が広くなっています」
高城「後ろに窓がひとつ増えたんですね。私は家族でドライブする時、ひとりで後席に座ることが多いんですが、この窓があると後席が明るくなって孤独感がないですね」
川上「高さん、スモーク貼ったクルマとか好きそうだけど明るいのが好きなのか」
高城「やかましいわ(笑)」
竹中「ハスラーは車中泊に使われるお客様も多いので、ぜひフルフラットにした室内も体感してください」
高城&川上「車中泊!」
竹中「ラゲッジルームからストラップを引くだけでリヤシートをスライドさせられるようになりました」
(前席も倒して、あっというまにフルフラットが完成)
高城「(思わず乗り込んで寝転ぶ)広すぎる! 私の身長だと余裕たっぷり。寝れるというより住める(笑)」
オプションのリラックスクッションを敷いた車内。川上店長も寝てみたが楽勝だった!
■思ったとおりにクルマが動く!
川上「高さん、お待ちかねの試乗だ。ハイブリッドXターボをお借りしたぜ」
高城「ターボってなに?」
川上「エンジンの中に、たくさんの空気を押し込んでパワーを出す仕組みだよ。よーし信号も青!」
高城「うわー、走り出しが静かですねー。すごい滑らか。すーっと加速する感じ」
竹中「ハイブリッドの効果ですね。ISGというモーターにもなる発電機を積んでいるのですが、それがエンジンをアシストするんです」
アクセルを必要以上に踏み込まなくても、ISGのアシストのおかげでスムーズに加速できる
高城「凄い! 女の子って加速する時にエンジンの音がぐわって大きくなるのが怖かったりするんですよ。アクセルを踏み込まなくてもしっかり加速してくれるので気持ちがあせらないですね」
川上「後ろの席なんだけど、乗り心地がいいんでびっくりよ。今、住宅街の石畳を走ってるけど、凸凹をうまくいなしてくれて不快感がない」
高城「私はまだ初心者なので、交差点を曲がったりする時に、頭の中のイメージとクルマの動きが合わないことがあるんです。このクルマはそれがないですね。思ったとおりにクルマが動く感じ。運転席からの視界が広いことも効いてるかも。車幅の感覚とかがつかみやすいし、信号や標識が見やすいです」
竹中「幹線道路に出たので、アダプティブクルーズコントロールを体験してみましょう。ハンドルにあるボタンを押してみてください」
高城「うわ、なにもしてないのに走ってるよ!」
竹中「そして前のクルマが減速すると……」
高城「合わせて止まった!」
川上「減速が凄い自然。高さんがブレーキ踏んでるのかと思ったよ。このさじ加減は日本人のワビサビを感じる」
高城「クルマって凄いね。私、せっかく免許とったんだから、クルマのこともっと知りたいって思った」
竹中チーフエンジニアを助手席に乗せて試乗に出かけるれにちゃん。免許歴はまだ半年程度ながら実に堂々とした運転でした!
というわけで、今回のハスラー試乗会、れにちゃんからは予想以上に鋭い感想を聞くことができた。BC的にはれにちゃん、モータージャーナリストの素質ありとみた。次も試乗お願いしたいぜ!
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