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【最高巡航速度300km/hオーバー!】4シリーズベースのBMWアルピナ B4グランクーペが初登場!

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【最高巡航速度300km/hオーバー!】4シリーズベースのBMWアルピナ B4グランクーペが初登場!

■ドイツと同時に世界初お披露目

年度末も押し迫った2022年3月30日、ニコル・オートモビルズは都内でBMWアルピナ B4グランクーペのワールドプレミアを行った。

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21年にニコ・ローレケ前社長からバトンを受け継いだ、ニコル・グループのミヒャエル・ヴィット新社長は、挨拶の冒頭で、先日アルピナ本社とBMWから相次いで発表された、“2026年にアルピナ・ブランドとロゴマークがBMWへ譲渡される”件について次のように語った。

「アルピナは永遠に不滅です。今も将来も、アルピナがマスターピースであることに変わりはありません。そしてニコルは、アルピナファンを、今も将来も最大限にご支援いたします。」

アルピナにとって日本は、顧客のアルピナ・ブランドへの理解度が非常に高く、年間およそ2000台の生産台数のうち2割以上を販売する、とても重要な市場である。そのため、今回はドイツと同時にB4グランクーペのワールドプレミアイベントが行われる場として、日本が選ばれた。

ヴィット社長は、「アルピナの伝統的な特性と新型車のコンセプトをミックスしています。パワフルでありながらエレガントで象徴的なデザインです。走行性能だけではなく、モダンなアーバンスタイルが、きっと皆さんの心を捉えるでしょう。エンパワードエレガンス(不撓不屈のエレガンス)。つまり力強くてエレガントな新型BMWアルピナ B4グランクーペを世界初公開いたします。」と、B4グランクーペの魅力を語った。

■495馬力/730Nmの超ハイスペック!
かくして登場したB4グランクーペは、BMW4シリーズ・グランクーペをベースに、アルピナ伝統のレシピに沿った仕立てが施されている。エクステリアは専用にデザインされたフロントリップスポイラーや、オーバル形状の4本出しエグゾーストエンド、そして新デザインとなった20本スポークのアルピナ・クラシック・アルミホイールが、エレガンスとスポーティネスを演出しつつ、控えめでアンダーステイトメントなスタイルを実現。このホイールは、20インチとしては軽量な1本あたり約12kgを達成した。インテリアには、ラヴァリナ・レザーのステアリングホイールなど、高品質なレザーを多用し、アルピナらしい抑えの効いたラグジュアリーな空間に仕立てられている。

搭載エンジンは、2基のモノスクロールターボチャージャーを備えた3L直6ツインターボのS58型で、B3と基本的に共通だが、そのスペックは最高出力が495馬力/5000~7000rpm、最大トルクは730Nm/2500~4500rpmと、B3から33馬力と30Nmの向上を果たしている。トランスミッションはZF製8速スポーツATで、駆動方式はBMW xDriveをベースとした電子制御4WDだ。結果、0→100km/h加速は3.7秒、巡航最高速度は301km/hというハイパフォーマンスを手に入れている。

シャシー面では、車体剛性を高めるために特殊なドームバルクヘッド・ストラットを採用。またフロントのキャンバーを1.25度ネガティブに設定し、俊敏なハンドリングを実現。バリアブル・ダンパー・コントロールはアルピナが独自にチューニングを施し、フロントのスタビライザーも専用開発のものを採用した。

B4グランクーペは、パワフルでスポーティな走りと、高性能モデルでは他に類を見ない優れた快適性、そしてどこまでも滑らかで軽やかなドライビングフィールを兼ね備えたモデルを生み出し続けてきたアルピナの最新作であるだけに、その走りには大いに期待してしまう。

なお価格は、左ハンドル仕様が1375万円、右ハンドル仕様は1416万円(ともに10%の消費税込み)で、すでに予約注文を受け付けている。デリバリーは2022年後半に開始予定だ。

<文=竹花寿実 写真=竹花寿実/編集部>

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みんなのコメント

2件
  • ひどいデザインだけど、乗ってる人居るよね。
    マジでびっくりしちゃう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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