現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フェラーリ「512TR」やBMW「M5」を乗り継いでホンダ「レジェンド」にたどり着いた理由とは? 80年代F1黄金期の影響…かも!?

ここから本文です

フェラーリ「512TR」やBMW「M5」を乗り継いでホンダ「レジェンド」にたどり着いた理由とは? 80年代F1黄金期の影響…かも!?

掲載 5
フェラーリ「512TR」やBMW「M5」を乗り継いでホンダ「レジェンド」にたどり着いた理由とは? 80年代F1黄金期の影響…かも!?

初代レジェンドの2ドアハードトップクーペが昔からの夢だった

ここ最近、1980年代の国産クーペのことが妙に気になっている。普段から気にかける、というよりも街中やイベント会場で遭遇したときに「やっぱりカッコイイよねぇ~」と改めて思うようになったということだ。2023年9月24日(日)に栃木県立日光霧降アイスアリーナで開催されたイベント「第115回 Free Motor Meeting」でお話を伺った初代ホンダ「レジェンド クーペ」のオーナーも、すっかりジャパニーズ80年代クーペに魅了されたひとりだ。

新車購入から36年のホンダ「プレリュード」は現在20万キロ! バブル代表デートカーで奥さんと出会えました

ソアラやレパードよりレジェンドのことが好き

「ソアラやレパードよりも初代レジェンドの2ドアハードトップクーペのことが好きなんですよ。もっと言うと、私にとってホンダ車の中での一番はコレです」

少し興奮気味に話してくれた中村文彦さんは現在54歳。写真を撮らせてもらった1987年式のレジェンド クーペの他に、2017年式の5代目レジェンドも愛用しているのだという。1991年式のクラシック「ミニ」(キャブ仕様クーパー)、トライアンフ「GT6」(工場に入庫中)、アルファ ロメオ「ステルヴィオ」も所有しているそうだが、家に新旧2台のレジェンドがあるという深遠なるカーライフを謳歌しているのであった。

「初代レジェンドのクーペに乗るのが昔からの夢だったので4年前に買いました。現在の累計走行距離は9万7000kmです。5代目も持っていますが、レジェンドは初代が好きで、クーペしか魅力がありません(笑)。本当はCMカラーのホワイトとシャンパンゴールドっぽいベージュのツートーンカラーが欲しかったのですが、ボディ色を選んでいる場合ではなかったので、コンディションを優先しました」

C27A型V6エンジンの気持ちよさを味わえるのはこのクルマだけ

撮影時にステアリングホイールがちょっとだけ曲がっていたのでエンジンをかけて真っすぐにしてもらったが、その際に聞いたエンジン音が、エクステリアからエレガントな印象を受けるレジェンド クーペには似つかわしくないものだった。もしかしたら、走りもいいのか? と思って中村さんに伺ってみた。

「3ナンバー専用ボディに与えられた排気量2.7LのV6エンジンは、低回転域ではホンダのフラッグシップクーペに相応しいジェントルなフィーリングですが、それ以上の回転域になるとサウンドが勇ましくなり、スポーティな走りを楽しめます。C27A型V6エンジンの気持ちよさは、このクルマでしか味わえないものですね。サスペンションはテインで特注した車高調なので、しっかり踏ん張ってくれます」

錚々たるラインナップを乗り継いできた生粋のカーマニア

う~ん、マニアックだな……と思ったので参考までに過去の愛車を伺ってみたら、いすゞ「ピアッツァ」、AE86型「スプリンタートレノ」、フィアット「X1/9」、サーブ「900」、マツダ「カペラカーゴ」、ボルボ「V70」、アウディ「S6」、E28型BMW「M5」、C4型シボレー「コルベット」、フェラーリ「512TR」、ローバー「ミニ」、ホンダ「S2000」、NA型ユーノス「ロードスター」、JA12型スズキ「ジムニー」といった錚々たるラインナップ。

「自分にとってクルマとは全てです」とも話してくれた中村さんは生粋のカーマニアなのであった。

中村さんのレジェンド クーペは1987年式だが、この年はホンダのF1活動の黄金期にあたる。日本人初のレギュラードライバーとして中嶋 悟がロータス・ホンダでF1に参戦を開始し、ウィリアムズ・ホンダが16戦で9勝+12ポールポジションという圧倒的な戦績でコンストラクターズタイトルを獲得。そしてピケが同チームのマンセルに競り勝ってドライバーズタイトルを獲得していた。

そのような背景を改めて確認すると、1987年式の初代レジェンド クーペが見ても走っても楽しいクルマであることは必然のように思えるのであった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
スズキ「ワゴンR“スマイル”」改良モデルが公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新の「新モデル」何が変わったのか
くるまのニュース
周冠宇、F1復帰を諦めず「中国GPの開催契約が延長されたのは素晴らしい。シート獲得のモチベーションになった」
周冠宇、F1復帰を諦めず「中国GPの開催契約が延長されたのは素晴らしい。シート獲得のモチベーションになった」
motorsport.com 日本版
カー・オブ・ザ・イヤーのリベンジ!? マツダ「CX-80」が「オートカラーアウォード2024」を受賞…メルティングカッパーメタリックが生まれた過程とは
カー・オブ・ザ・イヤーのリベンジ!? マツダ「CX-80」が「オートカラーアウォード2024」を受賞…メルティングカッパーメタリックが生まれた過程とは
Auto Messe Web
「かわいい」と「カッコいい」が刺激的に競演。スズキ 東京オートサロン2025への出品を発表
「かわいい」と「カッコいい」が刺激的に競演。スズキ 東京オートサロン2025への出品を発表
Webモーターマガジン
「bB」復活!? トヨタ『KAYOIBAKO』コンセプトに量産化の噂…鼻が伸びて大人気予想
「bB」復活!? トヨタ『KAYOIBAKO』コンセプトに量産化の噂…鼻が伸びて大人気予想
レスポンス
クルマはコラボの宝庫! グッチにヴェルサーチにビームスまで「ファッションブランド×自動車メーカー」で誕生したモデル4台
クルマはコラボの宝庫! グッチにヴェルサーチにビームスまで「ファッションブランド×自動車メーカー」で誕生したモデル4台
WEB CARTOP
一歩間違えれば「違反行為」の可能性も! 仲間とのツーリングでのありがちトラブル5選
一歩間違えれば「違反行為」の可能性も! 仲間とのツーリングでのありがちトラブル5選
WEB CARTOP
”伝説のF1ドライバー”が抱える愛と葛藤。Netflix『セナ』視聴のススメ
”伝説のF1ドライバー”が抱える愛と葛藤。Netflix『セナ』視聴のススメ
motorsport.com 日本版
たまに見かける!「クルマに垂れ下がった謎のゴム」冬の重要アイテムだった過去
たまに見かける!「クルマに垂れ下がった謎のゴム」冬の重要アイテムだった過去
乗りものニュース
盗難車の「ランクル」 輸出間近「ギリギリ摘発」に称賛の嵐! “最後の砦”横浜税関の「ファインプレー」に「ナイス!」「よく見つけた!」の声 「告発したワン!」事件内容を公表
盗難車の「ランクル」 輸出間近「ギリギリ摘発」に称賛の嵐! “最後の砦”横浜税関の「ファインプレー」に「ナイス!」「よく見つけた!」の声 「告発したワン!」事件内容を公表
くるまのニュース
「三元豚180gロースカツ」は食べ応え抜群! 東名高速「港北PA」
「三元豚180gロースカツ」は食べ応え抜群! 東名高速「港北PA」
バイクのニュース
変革に取り組んだダンロップの確かな手応え。ニュルで培った技術が生きたスーパーGTの戦い
変革に取り組んだダンロップの確かな手応え。ニュルで培った技術が生きたスーパーGTの戦い
AUTOSPORT web
スマホの置くだけ充電みたいなEVの駐車するだけ充電! 存在するのに普及する気配がない理由とは?
スマホの置くだけ充電みたいなEVの駐車するだけ充電! 存在するのに普及する気配がない理由とは?
THE EV TIMES
[15秒でニュース]カストロール&テイン、東京オートサロン2025に共同出展
[15秒でニュース]カストロール&テイン、東京オートサロン2025に共同出展
レスポンス
【カナダ】日産が新型「ムラーノ」初公開! 4代目は“全幅1.98m”の「超ワイドボディ」&パワフルな「ターボ」搭載! 斬新「横一文字」テールライト採用で出展へ!
【カナダ】日産が新型「ムラーノ」初公開! 4代目は“全幅1.98m”の「超ワイドボディ」&パワフルな「ターボ」搭載! 斬新「横一文字」テールライト採用で出展へ!
くるまのニュース
爆発寸前!? SHOEIが「J-Cruise 3」に追加するNEWグラフィックモデル「INSPIRED」を公開
爆発寸前!? SHOEIが「J-Cruise 3」に追加するNEWグラフィックモデル「INSPIRED」を公開
バイクのニュース
角田裕毅のレッドブル昇格チャンスは潰えたわけではない? ホーナー代表「必要となれば彼に頼ることができると思う」
角田裕毅のレッドブル昇格チャンスは潰えたわけではない? ホーナー代表「必要となれば彼に頼ることができると思う」
motorsport.com 日本版
816馬力を誇る“史上最強”のパフォーマンスモデル登場! メルセデスAMG「SL63 SEパフォーマンス」の価格は3350万円
816馬力を誇る“史上最強”のパフォーマンスモデル登場! メルセデスAMG「SL63 SEパフォーマンス」の価格は3350万円
VAGUE

みんなのコメント

5件
  • ********
    ホンダ車嫌いな自分でもレジェンドクーペだけは良いなと思う1台。

    この当時のホンダ車はバタくさいアメリカの雰囲気がとても似合っていて、個人的に白のクーペは今でも美しいなと思う。
  • dgc********
    たしかに、当時のソアラよりカッコイイなと感じた、最近オール巨人師匠が購入したらしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

707.41100.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

34.8501.0万円

中古車を検索
レジェンドの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

707.41100.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

34.8501.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村