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釣りにキャンプにサーキット 趣味で使いたい軽自動車3選

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釣りにキャンプにサーキット 趣味で使いたい軽自動車3選

■趣味を優先して選んだ軽自動車3車種

 いま日本で一番売れているクルマは軽自動車です。背の高いトールワゴンタイプから2人乗りのスポーツタイプまで、各メーカーは多種多様なラインアップをそろえています。

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 軽自動車に対するユーザーのニーズはさまざまで、通勤で使う方、買い物に行く用、荷物を運ぶため、どこでも行ける普段の足になど千差万別ですが、軽自動車を趣味に使うというのはいかがでしょうか。維持費の安い軽自動車を、趣味に特化した使い方ができるか提案したいと思います。そこで、趣味に使うのに最適な3車種を紹介します。

●スズキ「ハスラー」

 スズキ「ハスラー」は2014年1月に、乗用車とSUVを融合させた「クロスオーバー」モデルとして発売されました。かわいい印象のデザインと、カラフルなカラーリングで、男女問わずまたたく間に人気となりました。

 この「ハスラー」を釣り用に使うのはいかがでしょう。釣り場は川や湖、海ですが、ちょっとした悪路なら「ハスラー」ならば入っていけそうです。

 なぜなら、15インチの大径タイヤを装備し、地面からの最低地上高が180mm(2WD)と、スズキではジムニーに次ぐ高さになっています。4WDモデルでは、滑りやすい路面でも発進をサポートする「グリップコントロール」や、下り坂でブレーキ操作なしに一定の速度で降坂できる「ヒルディセントコントロール」を装備するなど、本格的な4WD並の走破性となっています。

 さらに「ハスラー」は純正アクセサリーに、釣り竿を天井付近に固定できる「ロッドホルダー」が設定されています。また、濡れた長靴や、クーラーボックスもそのまま置くことができるトレー型のラゲッジマットも用意。そのほかにも、自分好みにカスタムできるパーツが多数用意されています。

 さまざまユーザーニーズに対応した「ハスラー」ですが、中古車市場でも人気の車種です。中古相場の値段は、約50万円から約160万円となります。カタログ燃費(JC08)は、24.2km/Lから32.0km/Lです。

 最近では、車中泊ブームの影響もあり、手軽に寝られるスペースがあるのも人気の秘訣です。「ハスラー」にはターボモデルや特別仕様車「ハスラー タフ ワイルド」のラインナップも存在するほか、もう少しアクティブなライフスタイルであれば、普通車の「クロスビー」という同じく趣味性の高いクルマも存在します。

●ダイハツ「ウェイク」

 アウトドアはブームという時期を過ぎ、いまや定番のレジャーとなっています。とくに車中泊しながら旅に出るというクルマの使い方も、珍しくなくなりました。『あんちゃん!』のCMでお馴染みのダイハツ「ウェイク」をキャンプ用に使うのはいかがでしょうか。

 トールワゴンタイプの軽自動車のなかでも「ウェイク」は広い室内空間を持っています。実際に4人分のキャンプ道具を積んで、4人でキャンプに出かけることも可能です。「ウェイク」にはもともと豊富な収納スペースがありますが、特筆すべきはラゲッジルームの床下に90L分の収納スペースがあることです。

 また、2人ならシートをフルフラットして車中泊も可能です。その場合はプライバシーを守れるカーテンやプライバシーシェードがアクセサリーで用意されていますので、安心して車内でくつろぐことができます。

 大きなバックドアはそのままでも屋根代わりにもなりますし、タープを張ることもでき、着替えのスペースとしても活用できます。

「ウェイク」はラゲッジルームやシートアレンジも多彩なので、アイデア次第で自分仕様にカスタムしながら使い方はどんどん広がっていきます。

 新車ではちょっと手が出ないという方は中古車という手もあります。2014年に発売されたので中古車市場での台数は1000台ほどですが、相場は約80万円から約180万円です。カタログ燃費(JC08)は、23.2km/Lから25.4km/Lです。

●ホンダ「N-ONE」

 ホンダのなかでも、いまやトールワゴンタイプ「N-BOX」の爆発的ヒットの影に隠れてしまっているのが「N-ONE」です。発売からフルモデルチェンジはなく6年経ちましたが、まだ新型の噂も聞こえてきません。ちょっと目立たない存在の「N-ONE」ですが、じつはモータースポーツの入門用として、最適な一台となっています。

 2014年から始まったホンダが主催する「N-ONE オーナーズカップ」はナンバープレート付き「N-ONE」だけのワンメイクレースになっています。市販の「N-ONE」にいくつか必要な装備を追加すればレース車両として参戦でき、もちろん、ナンバープレートが付いているので普段使いも可能です。

 参戦車両は2WDのターボモデルがベースとなりますが中古車でもOKです。グレードも「プレミアム」や「RS」よりも「スタンダード」がよいでしょう。参戦に必要となるのが、「ロールケージ」「4点式シートベルト」「バケットシート」「牽引フック」で、これらパーツ代と工賃で約50万円(参考価格)となっています。

 これだけで、一応はレースに出られますが、もっと速く走るためには、サスペンションやブレーキをアップグレードする必要があります。しかし、エアロなどのカスタムはできません。

 また、レースに出るには「JAF 国内Aライセンス」も必要ですが、取得はそれほど難しくありません。ライセンスが取得できれば、あとはレース車両を用意してエントリーとなります。

 2018年は年間15戦あり、全国のサーキットで行なわれていますが、全戦にエントリーする必要はありません。モータースポーツ好きならレース用「N-ONE」を仕立てて、できる範囲で参戦してみてはいかがでしょうか。

※ ※ ※

 単に移動手段というだけではなく、クルマを趣味の道具として使うというのは、趣味そのものの広がりにもつながるでしょう。ほかにもどんな趣味に軽自動車を活用できるか、考えてみるのも楽しそうです。

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