■0-96km/hは4.9秒というパフォーマンス
米国テキサス州にあるハイパーカーメーカー、および高性能チューナーであるヘネシー・パフォーマンスエンジニアリング(HPE)は2021年7月16日、フォードの新型「ブロンコ」をチューニングしたモデル「VelociRaptor 400 Bronco(ヴェロキラプトル400ブロンコ」を発表しました。
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ヴェロキラプトル400ブロンコは、ベースとなる2.7リッターV型6気筒ツインターボ「エコブースト」のエンジンマネージメントプログラムの書き換えやオリジナルのエキゾーストシステム、ハイフローエアインダクションシステムなどでアップグレードすることで、最高出力405bhp(約410馬力)、最大トルク503lb-ft(約682Nm)を発生します。これはベースモデルよりも最高出力は75hp(約76馬力)、最大トルクで88lb-ft(約120Nm)のパワー/トルクアップとなります。
これにより、0-60mph(約96km/h)加速は4.9秒というパフォーマンスを誇ります。
オフロードパッケージを選択すると、18インチのヘネシーホイールに35インチのオフロードタイヤを装着、新型ブロンコをさらに個性化できます。またフロントとリアのヴェロキラプトルバンパーや格納式サイドステップなども装着されます。
価格は車両価格プラス2万4950ドル(約274万円)。2021年の生産は200ユニット限定となります。
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フォード・ブロンコは、1965年に初代が登場した歴史あるSUV(4×4)です。当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、この小型SUVセグメントをリードしていました。
それから代を重ね、1992年に登場した5代目まで続きましたが、1996年6月12日に生産が終了されました。ブロンコは31年間で5世代にわたり生産を続け、110万台以上がつくられたといいます。
そんなブロンコですが、2020年7月に25年ぶりとなる新型の復活が発表されました。そして2021年6月15日に米ミシガン州ウェインにあるフォード組立工場にて新型「ブロンコ」の生産が開始、この夏から全米のフォードディーラーでの納車がはじまるといいます。
新型ブロンコは伝統の2ドアモデルのほか、歴史上初めての4ドアモデルも用意されます。
アメリカンSUVらしく、取外し可能なルーフシステムを採用。2ドアモデルには標準で3セクションルーフシステム(左右のフロントセクションとリアセクション)が用意され、オプションではリアシートとカーゴエリアに取り外し可能なパネルが追加されたモジュラートップが選択できます。これらすべてのルーフパネルは、室内側のラッチを解除することにより、ひとりでも取り外しが可能です。
また4ドアモデルには標準で布製ソフトトップを用意し、ハードトップも選択できます。さらに2ドア・4ドアモデルともに独自のフレームレスドアになっていて、簡単に取り外すことが可能です。
ブロンコの4WDシステムには2種類が用意されます。基本システムは「2速電子シフト・オンザフライ・トランスファーケース」を用いたもので、オプションのシステムは「2速エレクトロ・メカニカル・トランスファーケース」を備えることで、「2H」「4H」のギアに自動モードが追加されます。
搭載されるエンジンは310ps・400lb-ft(約542Nm)を発生する2.7リッターV型6気筒「エコブースト」と、270ps・310lb-ft(約420Nm)を発生する2.3リッター直列4気筒「エコブースト」の2種類。トランスミッションは7速MT、および10速ATが組み合わされる。駆動方式はすべて4WDです。
ベースモデルの2ドアブロンコは2万9995ドル(日本円換算で約322万円)からとなります。
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みんなのコメント
もう叶わないのだろうがディーゼルエンジンを積んだパジェロにもう一度乗りたかったよ。