主要マーケットの販売減少に加えて円高の影響も
国内乗用車メーカー7社の2019年度中間決算(2019年4-9月の上期決算)が出揃った。数字は別表の通りだが、トヨタ自動車とSUBARUを除く5社が減収減益。明暗が分かれる結果となる。
検査不正や米中貿易摩擦に翻弄された国内メーカーの中間決算まとまる
トヨタは売上高、純利益ともに上期として過去最高を更新。円高傾向による為替差損は900億円におよぶが、世界販売の増加がそのマイナスをカバー。新型RAV4に代表されるSUVの販売増、新型カローラの投入などが奏功し、メインマーケットの北米を始め欧州、中国を含むアジア、日本とほぼ全世界で販売が増加。
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