この連載では、昭和30年~55年(1955年~1980年)までに発売され、名車と呼ばれるクルマたちを詳細に紹介しよう。その第31回目は、平成22年まで日産のフラッグシップモデルとして君臨したプレジデントの登場だ。(現在販売中のMOOK「昭和の名車・完全版Volume.1」より)
日産車の最高峰となる高級大型乗用車
昭和40(1965)年10月の東京モーターショーで発表されたのがプレジデントだ。当時、車両価格は300万円だったが、背景には高度経済成長に伴い国内でも高級車に乗りたいという要望が高まっていたことがあった。
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みんなのコメント
これに先行するプレジデントにもマニュアル車があったんですね。
センチュリーの方は、当時のアメ車ユーザーのようなパーソナルな使われ方を
想定して、コラムに加えフロアの4速MTも用意されていたようですが
プレジデントの方は、先代のセドリックスペシャルの後継ということで旧来の
ハイヤー等営業車としてのニーズに考慮して、直6エンジン車にコラムの3速
MTを用意していたのかと思います。
昔タクシー会社の車庫(整備工場)の裏に、交換された古いクラッチディスクが
ゴロゴロ放置されていたのを思い出しました…。