■電気自動車には、優遇制度がたくさん!
クルマで毎年かかる税金といえば毎年5月に払う自動車税です。税額は、エンジンの排気量で税額が確定されますが、排気量のない電気自動車には、どのような税金がかかるのでしょうか。
電気自動車の自動車税は標準税額で2万9500円。これは、排気量1リッター以下のクルマと同じ金額です。税額表には「電気自動車」または「1リッター以下の区分」と記載され、最も低排気量が小さいものに分類されます。電気自動車は、排気しないので0リッターともいえ、1リッター以下の区分と同じ金額なのも納得です。
軽自動車の自動車税である「軽自動車税」は、エンジン排気量に区分がなく一律のため、0.66リッターのガソリンエンジンの軽自動車と同じです。三菱「i-MiEV(軽自動車モデル)」を自家用で使う場合は、1万800円になります。
しかし、電気自動車はエコカーなので「エコカー減税」と「自動車グリーン税制」の適用を受けて税金が安くなります。先に説明した自動車税は、自動車グリーン税制により、新車で登録した翌年度は75%減税となり7500円です。
ただし、これは新車で登録した翌年度の1回限りなので、翌々年度以降は2万9500円。また、新車購入時に支払う自動車税も減税はありません。
自動車税や軽自動車税は、新規に新車登録してから13年経過すると「自動車グリーン税制」によって自動車税が高くなります。しかし、電気自動車にはそれがありません。古くなっても自動車税額はそのままです。
さらに、地域によっては電気自動車やプラグインハイブリッド車は自動車税を5年間タダにするところもあります。東京都と愛知県では、新車購入時とその翌年度から5年分を全額免除としています。
■普段使うガソリンにはさまざまな「税金」が含まれている
電気自動車は、自動車税以外の税金も安くなります。制度は毎年変わりますが2018年度はエコカー減税により最初に3年分かかる自動車重量税と自動車取得税は免税になります。
特に、自動車取得税は日産「リーフ」の場合、10万円ほどが0円なります。もっと高価な電気自動車のテスラ「モデルS」の場合、最高グレードで40万円以上かかる自動車取得税が0円となり、減税幅は非常に大きいです。
さらに、車検時にかかる自動車重量税が、登録時期によって初回車検は免税になり、その後もエコカーの税額が適用されます。車両重量が1~1.5tの場合、エコカーでない乗用車が2万4600円なのに対して電気自動車は1万5000円と安く済みます。
いろいろと減税される電気自動車ですが、もうひとつ大きな「お金」を払わなくて済みます。それは、ガソリンにかかる税金です。
ガソリン価格には、「ガソリン本体価格」以外に「ガソリン税(本則税率と暫定税率)」「石油税(地球温暖化対策税含)」「消費税」の税金が含まれています。ひとえに、『電気自動車はガソリン代がかからない』と言われますが、税金という視点から見ても余計な出費が抑えられます。
電気自動車は、航続距離や充電設備など懸念材料もありますが、近場の買い物や都市近郊などの環境であれば、ガソリン車より「お財布」や「環境」に優しいクルマといえます。
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