現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 普段使いとレースで無理なく使える「セラメタ」クラッチに注目! 軽自動車レースにも激推しできるアイテムは何がすごいのか?

ここから本文です

普段使いとレースで無理なく使える「セラメタ」クラッチに注目! 軽自動車レースにも激推しできるアイテムは何がすごいのか?

掲載 5
普段使いとレースで無理なく使える「セラメタ」クラッチに注目! 軽自動車レースにも激推しできるアイテムは何がすごいのか?

安心してレースを楽しむために

2024年で14年目を迎え、さらに盛り上がりを増す軽自動車レース「東北660シリーズ」。草の根モータースポーツを支えようと数多くの企業がバックアップしていますが、今シーズンから新たに加わったのが強化クラッチのメーカー「セラメタ」です。どのようなアイテムなのか紹介します。

軽カーレースは勝利よりエンジョイ重視! ダイハツ「ミラ」をピンクのカモフラ柄に…サーキットで目立つ個性派チームはご当地グルメも目的のひとつ

メタルでも純正並みの扱いやすさが特長

強化クラッチメーカーの「セラメタ」が現在の会社を立ち上げたのは2017年とまだ日は浅いが、名前を聞いたことがあるモータースポーツ好きは多いはず。というのも以前は別の企業で「セラメタ」ブランドの開発に携わっていたメンバーが、事業の譲渡と併せてネーミングも引き継ぎクラッチの製造や販売を行っているのだ。

新生セラメタとしての製品はトヨタ「86」/スバル「BRZ」用からスタートし、ジムカーナやダートトライアルなどの競技用をメインに展開。そして2024年はエントリー台数を誇る東北660シリーズを後援しつつ、軽自動車に向けた製品の開発により力を入れていくことになった。

セラメタが誇る「THS(トルク・ハンドリング・システム)クラッチ」は、メタル系の摩擦剤でありながらノーマルと変わらない使い勝手が最大の特徴。わかりやすく説明すると「強化クラッチなのに純正と変わらないフィーリング」で、ペダルは軽いし半クラッチも普通に使えるため、言われなければ強化と気づかないほどだ。

東北660シリーズに限らず自走でサーキットへ移動したり、競技車を通勤や通学でも使っているユーザーにとっては、快適性を両立できるセラメタの強化クラッチは、救世主と呼ぶにふさわしい革命的なパーツかもしれない。

それでいて強化クラッチに求められる性能をまったく犠牲にしていないのも大きな武器で、86/BRZを例に挙げると、シングルプレートながら伝達トルクはツインプレートに匹敵。耐熱性や耐摩耗性の高さもメタル素材ならではでありつつ、フライホイールなどへの攻撃性は純正と同等だという。純正クラッチを頻繁に交換するユーザーも少なくないが、レース中にトラブルを起こす不安から解放されることや、脱着の工賃を考えれば強化品のほうがメリットは多い。

またメタルはオーガニック系の素材に比べ重量があり、スムーズかつスピーディなシフトチェンジができるうえ、クラッチを切ったとき回転数が落ちにくい利点もある。

人気の高まるアルトのAGS用も開発中

製品の開発に際してはコストより性能を優先し、モータースポーツの現場にも頻繁に足を運び、ユーザーのリアルな声や要望を細かく拾っている。東北660の会場でもイメージキャラクターの「摩摺セラ」ちゃんを伴い、エントラントやプロショップからの質問に答えつつレースを盛り上げてくれた。

なお軽自動車用としてはターボが新旧ダイハツ「コペン」/ホンダ「S660」/HA&HB系スズキ「アルトワークス」/スズキ「ジムニー」全モデル、NAはダイハツのKFエンジン搭載車向けやスズキのK6Aエンジン搭載車向けと、東北660シリーズの主力マシンをほとんど網羅している。さらに、一昨年からワンメイクレースがスタートした、HA36「アルト」のAGS用も開発が進んでいるとのことで続報を待ちたい。

それに加え東北660シリーズに対しては学生への割引販売や、半額チケットのプレゼントといったサポートも行っている。摩擦剤のスペシャリスト集団が「コストより性能」と謳い、自信をもってリリースする従来の常識を覆す強化クラッチ。東北660シリーズに参加しているドライバーはもちろん、軽自動車でスポーツ走行を楽しんでいる人はぜひ試してほしい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み
毎日の通勤で使っているベンツ「190 EエボI」は20万キロオーバー!…整備さえすれば機関系トラブルはないものの、プラ製パーツの供給が深刻な悩み
Auto Messe Web
新車「800万円超え」の軽自動車! でも乗ればホレる完成度 スズキ製エンジンでなぜ?
新車「800万円超え」の軽自動車! でも乗ればホレる完成度 スズキ製エンジンでなぜ?
乗りものニュース
三菱「爆速エボ」がスゴイ! 「500馬力&1000Nm」超えד巨大ウイング”装備! メーカーが本気で作った「謎のスーパーカー」とは?
三菱「爆速エボ」がスゴイ! 「500馬力&1000Nm」超えד巨大ウイング”装備! メーカーが本気で作った「謎のスーパーカー」とは?
くるまのニュース
トヨタの斬新「“SUV”商用車!?」がスゴイ! 鮮烈ブルー&“アゲアゲ”スタイルが超カッコイイ! タフ顔のライトバン「“アゲ”ボックス」とは
トヨタの斬新「“SUV”商用車!?」がスゴイ! 鮮烈ブルー&“アゲアゲ”スタイルが超カッコイイ! タフ顔のライトバン「“アゲ”ボックス」とは
くるまのニュース
10年前に手に入れた人生初の愛車はメルセデス「190E」のすっぴんグレード! 豪華装備のない「アンファング」を実用車として乗り続けていきます
10年前に手に入れた人生初の愛車はメルセデス「190E」のすっぴんグレード! 豪華装備のない「アンファング」を実用車として乗り続けていきます
Auto Messe Web
装着するだけで確実にタイムアップする「ポルシェ マンタイパフォーマンスキット」が日本上陸!「911 GT3」用は895万9500円です
装着するだけで確実にタイムアップする「ポルシェ マンタイパフォーマンスキット」が日本上陸!「911 GT3」用は895万9500円です
Auto Messe Web
プアマンズポルシェの「914」が1億円以上の価値!? 理由は14台のみ生産された「914/6 GT」だったと聞けば納得です
プアマンズポルシェの「914」が1億円以上の価値!? 理由は14台のみ生産された「914/6 GT」だったと聞けば納得です
Auto Messe Web
入手して51年! トヨタ初代「パブリカ コンバーチブル」は2度のレストアを敢行…オーナーは新車で購入した「パブリカ セダン」も所有していました
入手して51年! トヨタ初代「パブリカ コンバーチブル」は2度のレストアを敢行…オーナーは新車で購入した「パブリカ セダン」も所有していました
Auto Messe Web
マフラーで有名な「ロッソモデロ」がなぜモータースポーツ部門を?…「全日本ラリー」「筑波タイムアタック」「eスポーツ」で次世代のクルマファンを増やしていきます
マフラーで有名な「ロッソモデロ」がなぜモータースポーツ部門を?…「全日本ラリー」「筑波タイムアタック」「eスポーツ」で次世代のクルマファンを増やしていきます
Auto Messe Web
シンガーが再創造したポルシェ「911」は1億円はくだらない…!? 1台1台オーダーメイドで作られる芸術品の細部とは?
シンガーが再創造したポルシェ「911」は1億円はくだらない…!? 1台1台オーダーメイドで作られる芸術品の細部とは?
Auto Messe Web
ホンダ「“旧車顔”スポーツカー」がスゴイ! “丸目”ライト&「斬新テール」も超カッコイイ! 2人乗り“レトロ”ターボ「ネオクラシック」とは
ホンダ「“旧車顔”スポーツカー」がスゴイ! “丸目”ライト&「斬新テール」も超カッコイイ! 2人乗り“レトロ”ターボ「ネオクラシック」とは
くるまのニュース
奇跡のシングルナンバー日産初代「セドリックバン」が13年の眠りから覚め路上復帰! ただいまエンジン絶好調!
奇跡のシングルナンバー日産初代「セドリックバン」が13年の眠りから覚め路上復帰! ただいまエンジン絶好調!
Auto Messe Web
旧車? いいえ新車です! ベントレーが本気で作った100年前のクルマ「スピードシックス」1号車が納車されました
旧車? いいえ新車です! ベントレーが本気で作った100年前のクルマ「スピードシックス」1号車が納車されました
Auto Messe Web
なつかしい「昭和の名車」プラモデルに3車種追加! トヨタ「セリカ」日産「バイレット」スバル「レオーネ クーペ」のグレードは?
なつかしい「昭和の名車」プラモデルに3車種追加! トヨタ「セリカ」日産「バイレット」スバル「レオーネ クーペ」のグレードは?
Auto Messe Web
【試乗】N-VAN e:の走りがスゴイ理由に納得! これは序章にすぎないホンダの「EVリ・スタート」だった!!
【試乗】N-VAN e:の走りがスゴイ理由に納得! これは序章にすぎないホンダの「EVリ・スタート」だった!!
WEB CARTOP
海外で話題を集めた「クルマの流行」 おしゃれなアイテムから悪趣味なものまで 34選 前編
海外で話題を集めた「クルマの流行」 おしゃれなアイテムから悪趣味なものまで 34選 前編
AUTOCAR JAPAN
スパ24時間で76年ぶりの総合優勝を記念したアストンマーティン「ヴァンテージ AMV24エディション」の特典がすごかった! 10万人の観衆の前で走る体験つきです
スパ24時間で76年ぶりの総合優勝を記念したアストンマーティン「ヴァンテージ AMV24エディション」の特典がすごかった! 10万人の観衆の前で走る体験つきです
Auto Messe Web
6速MT搭載! トヨタの「“超凄い”ハチロク」公開! 旧車なのに「“新型”レビン」!? 超軽量ボディ×FRでめちゃ楽しい「AE86 BEV」の正体とは
6速MT搭載! トヨタの「“超凄い”ハチロク」公開! 旧車なのに「“新型”レビン」!? 超軽量ボディ×FRでめちゃ楽しい「AE86 BEV」の正体とは
くるまのニュース

みんなのコメント

5件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索
アルトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

106.5125.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3.0308.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村