メルセデス・ベンツ リムジン 240D(V123): ロングホイールベース仕様のメルセデス 240 Dが、グラン・カナリア島でずっと長く業務に就いている。なんと、このサルーンはすでに地球を175周、月まで9回も往復の旅をしている!
もし辞書が "不朽の人気"という言葉のイメージ画像を必要としているとしたら、この「メルセデス リムジン 240D(ロングホイールベース仕様)」は完璧なイラストだろう。『テネリフェ ニュース(Teneriffa-News)』が伝えているように、このリムジンタクシーはすでに7,000,000(700万)km!を走破しているのだから・・・。クレイジーだ!
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この数字の大きさを強調するために、いくつかの数字遊びができる。メルセデスのサルーンは世界を175周した。あるいは、月まで9回の往復・・・。
あるいは北大西洋の人気観光スポットであるグラン カナリア島を3万周。というのも、4気筒ディーゼルエンジン、71馬力のメルセデスは、1988年からこのバカンス島で使われているからだ。それ以来、何人の乗客を運んだかは不明である。
V123タクシーは週に5,000kmを走る
しかし、このタクシーは3交代制で使用されているため、走行距離は増え続けている。1日700キロ、1週間で5,000km。つまり、8人乗りのロングホイールベースのタクシーは、なんと年間52回(!)のオイル交換が必要なのだ。
メルセデスが何年経っても故障しないように、定期的なメンテナンスは欠かさず行われてきている。ちなみにエンジンは、この車では2基目だが、100万kmごとにオーバーホール点検される。
万一に備えて、タクシー会社には予備のエンジンが置いてある。結局のところ、ベンツが同社のフラッグシップになって久しい。
ディーゼルのベンツは会社のフラッグシップ
初代オーナーのドミンゴは数年前、車とタクシー会社を息子に譲った。メカニックでもあった運転手の一人の手によって、2008年にメルセデスは大々的に修復された。
多くのオリジナル部品が車体に残されたが、快適性を向上させるために一部近代化された。それ以来、ベンツはまたたく間に走行距離を倍増させた。そしてこのロングホイールベース仕様の「メルセデス リムジン 240D」の終わりはいまだに見えない。地球をあと何周するだろうか。まさに「アメージングストーリー」だ。長年愛され続けてきたベンツにふさわしい。
Text: Andreas Reiners Photo: Privat
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