世の中には「珍車」と呼ばれるクルマがある。名車と呼ばれてもおかしくない強烈な個性を持っていたものの、あまりにも個性がブッ飛びすぎていたがゆえに、「珍」に分類されることになったクルマだ。
そんなクルマたちを温故知新してみようじゃないか。ベテラン自動車評論家の清水草一が、往時の体験を振り返りながら、その魅力を語る尽くす当連載。第1回は、世界の珍車中の珍車、フィアット ムルティプラを取り上げる。
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みんなのコメント
住宅街をジグザグに徒歩20分かけて通勤していたとき、ある住宅にムルティプラの前期型をみつけました。
いつもそこあったから通勤には使われていなかったのだろう。
横に広い変顔は愛嬌があって窓も大きくて明るい室内のように思えました。
狭い路地で苦労しそうなところを除けば結構ファミリーカーにぴったりな感じがしましたね。