トヨタ「カムリ」43年の歴史に幕！ 伝統のミドルセダンが2023年末に生産終了へ！ ピクシスジョイ＆パッソも

■「カムリ」が40年以上の歴史に幕

　2023年4月10日、トヨタはミドルセダン「カムリ」とコンパクトカー「パッソ」、軽トールワゴン「ピクシスジョイ」を2023年内に生産終了すると発表しました。

　カムリは23年12月下旬、パッソは23年9月下旬、ピクシスジョイは23年6月上旬に生産を終了するということです。

　カムリは、1980年に国内専用モデル「セリカ カムリ」として誕生。1982年には現在の車名「カムリ」として一新され、グローバルに販売を開始したモデルです。

　2017年には現行モデルとなる10代目がデビューし、スポーティな走りを予感させるスタイリングに生まれ変わりました。また、トヨタブランドの国内向けFFセダンとして最上級モデルとなります。

　パッソは、ダイハツからOEM供給を受けてトヨタが販売するコンパクトカーで、ダイハツが軽自動車で培った技術やノウハウをコンパクトカーに展開した、スマートかつ上質なデザインの乗用車です。

　ピクシスジョイもダイハツからOEM供給を受ける軽自動車で、2016年8月31日に発売された軽トールワゴンです。親しみやすい丸目のヘッドライトを特徴としています。

今回の生産終了に伴う今後の販売についての詳細は、各ディーラーをはじめとした販売店にて受け付けるということです。

　なおトヨタによると、カムリの海外市場での生産・販売は継続されるとのことです。

Comments

まあ、そのうちまた復活するでしょうが、本当に日本では自動車が、特にセダンが売れなくなったんですね。
日本で販売終了した物が北米では普通に売られてますし、むしろ北米仕様とかの方がカッコよかったりしますしね。
日本ではSUVか軽自動車しか生き残らないのかと思ってしまいます。

日本サイズのFRセダン作ろ