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「スモーキー永田渾身のR35GT-R改2020年スペックが完成!」プレミアム感を高めるエアロに注目【東京オートサロン2020】

掲載 更新 13
「スモーキー永田渾身のR35GT-R改2020年スペックが完成!」プレミアム感を高めるエアロに注目【東京オートサロン2020】

冷却効率を引き上げる超高性能ワイドフェンダーを発表!

M17エアロプログラムにさらなるアップデートを加える

「スモーキー永田渾身のR35GT-R改2020年スペックが完成!」プレミアム感を高めるエアロに注目【東京オートサロン2020】

トップシークレットのR35GT-Rと言えば、1200psのサーキットマシンや400km/hを目指したナルド最高速スペックなど、R35のパフォーマンスを限界以上まで引き出す尖った仕様ばかりだったが、東京オートサロン2020で発表されたシルバーのGT-Rはそれらとはまるで別方向だった。良い意味でトップシークレットらしくないセレブ仕様、どことなくBNR34型GT-R時代に存在したMスペックのような高貴さを感じさせる仕上がりだ。

「パワーチューンばかりに注目が集まるけど、R35GT-Rの魅力ってそれだけじゃないと思って。だから、最近は第3世代GT-R本来の持つプレミアム感を高めることを考えてる。それで作ったのが“M17シリーズ”のエアロなんだ」。そう語るのは、トップシークレット代表のスモーキー永田。

スモーキーが言うM17とは、トップシークレットのR35GT-R用エアロパーツのシリーズ名だ。2017年モデル以降の意匠に合わせたデザインが採用され、性能面はもちろん、日本最強のスポーツモデルに相応しい王者のアピアランスを追求。2008年式~2016年式にも装着できるよう設計され、いまや世界中からオーダーがくる大ヒット製品となっている。

細部を見ていく。フロントバンパーは2017年モデルのデザインをベースとしつつ、各部に走行風を活用するためのディティールを投入。高速域でのボディリフトを抑制し、走行安定性の向上を図っている点には注目したい。

フェンダーは東京オートサロン発表の新作を装備。ワイド幅は20mm、純正リヤサイズの11J+30をフロントにも履けるようにすることが狙いだ。オートサロンではトップシークレット製のM17フロントバンパーと組み合わせていたが、同社のM11フロントバンパーや2017年モデルの純正バンパーにも対応するようラインナップを拡大する予定だ。

このフェンダーのポイントは中央に設けられたカーボンのアウトレット。フロントから入ったフレッシュエアはミッショントンネルやフェンダーから抜ける構造となっているが、「より多くのエアを抜くためにはフェンダー内を負圧にして強制的に通過させることが重要って、とあるメーカーの人から教えてもらって。それで作ってみたんだ」とスモーキー。なお、某メーカー内テストでは、水温が10度下がったというデータも出ているほどというから恐れ入る。

フェンダーの後端上部はウイング形状とし、フロントピラー周辺の気流を上向きにしてダウンフォースを増加させる。スーパーGTマシンのようなデザインだ。

リヤウイングもトップシークレット最新モデルを開発。このGTウイングSTは車検対応の範囲でどこまで空力性能を引き上げることができるかに挑戦した意欲作で、通常マウントの他に40mmハイマウント仕様も用意されている。

トータルフォルムは思わずため息が出るほどの美しさだが、このエアロシステムの魅力は、初期型でもGT-R2020年モデルを超える最新スタイルへとアップデートできることに尽きるだろう。「VR38はイジれば年式なんて関係ない。外装もこのエアロを使えば最新型にできる。だから、あえて初期型を買ってイジるのもアリだと思うんだよね」。スモーキー永田のその言葉が全てだ。

●価格表

M17フルバンパーキット:カーボン 33万円、FRP 27万円/フロントワイドフェンダー:24万円/M17エアロボンネット:カーボン 22万円、FRP 15万円/サイドディフューザーVer.2:カーボン 14万5000円、FRP 11万円/M17リヤバンパー:18万円/M17リヤアンダーバンパー:カーボン 22万円、FRP 17万円/GTウイングST(ハイマウント仕様):28万円

●取材協力:トップシークレット 千葉県千葉市花見川区三角町759-1 TEL:043-216-8808

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みんなのコメント

13件
  • 何でもワイドボディにしてるエアロメーカーなんかより永田さん所のボディメイクは格が違うね(〃∇〃)
  • 見た目だけのハリボテエアロじゃなくて本気の走り屋が出したエアロか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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