BMWジャパンは2024年10月29日、プレミアム・コンパクト・セグメントにおける高性能スポーツモデル「M2 クーペ」をフルモデルチェンジして発売した。デリバリーは納車は2025年4月からが予定されている。
M2クーペはBMW M社が開発する高性能スポーツモデルで、サーキットでの本格的な走行を可能とするMハイパフォーマンス・モデルだ。Mシリーズの中で最もコンパクト・サイズでもある。なお今回発売されるニューモデルはG87型で、M2としては2代目となる。
出光 全固体電池の実用化に向け、固体電解質のパイロット生産装置の基本設計を開始
新型M2は、全長4580mm、全幅1885mm、全高1414mm、ホイールベース2745mmというC/Dセグメントのボディに、自然吸気エンジンのような官能的な吹け上がりと高過給圧ターボによる圧倒的なパワーを併せ持つ直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。セグメント唯一の後輪駆動と約50:50の理想的な前後重量配分を実現している。
俊敏なハンドリングと卓越したロードホールディングにより圧倒的なコーナリング性能を発揮し、アドレナリンがほとばしる究極のドライビングプレジャーが体感できるスポーツモデルだ。
パワーアップされた直6ツインターボ・エンジン
パワートレインは、先代のM2に搭載されている直列6気筒エンジンをさらに進化させ、M3、M4にも搭載されている最新のS58型の3.0L 直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンを搭載。最高出力480ps(353kW)/6250rpm、最大トルクはMTモデルはが550Nm/2650-6130rpm、ATモデルは最大トルク600Nm/2700-5620rpmとより大きなトルクを発生する。
吸気ダクトは圧力損失を最小限にして流体抵抗を極めて低く抑えることでレスポンスを向上させ、高強度鍛造ピストンを軽量化し最適化されたブースト圧により迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮。低回転時でも高いトルクを発揮するツイン・ターボチャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を、余すことなく採用している。
6速MTも設定トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速MステップトロニックATを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応。さらに、ドライバーの意のままにギアシフトが楽しめる6速MTモデルも設定している。
シャシーとボディ
サスペンションもM4とほぼ共通のMアダプティブ・サスペンションを標準装備しており、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現している。ただし、M4と比べスプリングレートは若干変更されている。
ボディを含め、ドライブトレインを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで、軽量化を行ない運動性能を高めている。また、エンジンルーム内のストラット・ブレースの追加、前後アクスルの補強、車体強化を実現。リア部分はストラットブレース、一体型シルブレース、Cピラー補強材、ラゲッジルーム補強材などにより剛性を向上。また、ルーフ部はオプションでカーボン製が選択できる。
ブレーキはよりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンドブレーキを標準装備している。
ドライバーの好みに併せて2パターンのセッティングか可能なM Driveを標準装備。エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなど、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーでき、ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出すことができる。
さらにM Modeで、ロード、スポーツ、トラックのモードが選択でき、トラクションコントロールや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示を変更することが可能。さらに、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現している。
エクステリアとインテリア
フロントのエクステリアデザインは2シリーズ クーペをベースとしながらも、大きく左右に張り出した四角形のエアインテークとヘッドライト周りのデザイン、横バーを採用した直線的なデザインのフレームレスのキドニーグリル、横方向にワイドにしたフロント・フェンダーにより、より存在感を強調している。
リヤは、LED技術を取り入れスモーク処理されたコンパクトなテールライト、後部をキックアップさせた厚みのあるトランク形状、Mハイパフォーマンス・モデル伝統の存在感のある4本出しエキゾーストパイプ、空力特性の改善に寄与する立体的なリヤディフューザーなどの採用により、スポーツクーペにふさわしい存在感を生み出している。
サイドの張り出しは、2シリーズ クーペより大型で、ボディ同色とすることで安定感を表現。さらに全高を低くすることで低重心化し、大径ホイールとの組み合わせでレーシングカーのような迫力をもたらしている。
インテリアは、上級モデルとなるM3、M4と共通のコンポーネントを多用。iドライブ・コントローラー、タッチ操作が可能な視認性に優れたカーブド・ディスプレイ、全席乗員の身体をしっかりと支えるMスポーツシート、フロントシートに内蔵されているイルミネーション付きのM2ロゴを備えている。
リヤ席はコンパクトながら大人2名乗車だ。また、M3、M4と同様にサーキット走行に適したMカーボン・バケットシートをオプション設定し、多点式シートベルトにも対応している。横方向のGを強力にサポートするMカーボン・バケットシートは、前席2脚で約10kgの軽量化も実現している。
装備
新型M2は最新の運転支援システムをフル装備。また最新のBMWインテリジェントパーソナル・アシスタントも搭載されている。AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能で、自然な言葉で話しかけることで、車両の操作、目的地の設定などが自由にできる。
そして車載通信モジュールを搭載しているため、BMWコネクテッド・ドライブを標準装備としている。そして新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入し、車両とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなドライブができるようになっている。さらにApple CarPlayへの対応により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信できるなど利便性も高められている。
また、BMWデジタル・キー(ATモデルのみ)が標準装備され、車両のキーを持たなくてもスマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、指定場所にロック解除に使用するスマートフォンを置きスタート・ボタンを押すことで、エンジンの始動も可能となっている。
価格
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みんなのコメント
G87は2023年から発売したものが2代目M2です。
今回は「フェイスリフト(マイナーチェンジ)」ですよね。。。
この記事は「フルモデルチェンジ」したと本気で思っているみたいな書き方ですが、本来はフェイスリフト前後の比較をして欲しいところです。