BMW2シリーズ グランクーペ、欧州でデリバリー開始。日本導入は4月以降

独BMWは3月11日、クーペスタイルの新型4ドアモデル「2シリーズ グランクーペ」の英国におけるデリバリー開始を発表した。

発表によれば、2シリーズ グランクーペの最初の１台が、英国のオーナーのもとへ届くのは今月14日。昨年11月のロサンゼルス・モーターショーにおけるワールドプレミアから4か月弱でのデリバリー開始となる。

改めておさらいすると、２シリーズ グランクーペは、FF化へ大胆に舵を切った新型「1シリーズ」をベースに、4枚のサッシュレスドアとトランクへ向けてなだらかに傾斜するリアエンドを与えた流麗な4ドアクーペ。これでBMWは、8、６、４、そして２シリーズとラージサイズからコンパクトクラスまであらゆるクラスに４ドアクーペをラインナップすることとなる。

ボディサイズは4,526mm×1,800mm×1420mmとロー&ワイド。スタイリングを重視する一方、2,670mmというロングホイールベースのおかげで、室内には大人4人がくつろげるスペースと、最大430リッターのラゲッジルーム容量を確保している。

また、ストップ＆ゴー機能付きアクティブクルーズコントロールや、進路を記憶し50mまで同じラインをトレースして後退できるリバースアシストなど、豊富なドライビング補助機能もセールスポイントだ。

英国における当初のグレード展開はエントリーレベルから「218i」、「220d」、そしてトップオブレンジの「Ｍ235i xDrive」の３タイプ。パワーユニットはそれぞれ、1.5リッター3気筒ガソリン（140馬力/220Nm）、2.0リッター4気筒ディーゼル（190馬力/400Nm）、2.0リッター直4ガソリン（306馬力/450Nm）だ。価格は25,815ポンド（約343万円）、31,355ポンド（約417万円）、37,255ポンド（約495万円）と発表されている。

エレガントなスタイリングと取り回しやすいボディサイズに加え、見た目以上のユーティリティまで備えた２シリーズグランクーペ。日本へも369万円というスターティングプライスで、4月以降に導入されることが発表されているから楽しみに待ちたい。

Comments

流麗ではあるが寸足らずな印象。
やっぱりグランクーペは４からかなぁ。。。

ベージュのインテリアって、黒の何倍も良く見えるよね。