■プラットフォームを共有するも、その仕上がりはまったくの別物
2018年ジュネーブモーターショーで初披露され話題を呼んだレクサスの新型コンパクトSUV「UX」が、発表から半年以上の期間を経ていよいよ11月末に発売されます。今回はその注目の新型車とプラットフォームを共有するトヨタの人気車種「C-HR」との違いをお伝えしていきます。
レクサス最小SUV 新型「UX」先行試乗 コンパクトでも上質な走りを実現! 都市に適したアーバン・クロスオーバー
2015年に登場した4代目プリウスで初採用され、その高い剛性が生み出す走行性が好評を得ている“GA-Cプラットフォーム”を使用するこの二台は、そのホイールベースこそ2640mmと同じものの、「C-HR」が全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mmなのに対し、「UX」では全長4495 mm×全幅1840mm×全高1520mmと全高以外は一回り大きめの設定とされています。
外装のデザインにおいては、「C-HR」では彫刻的な面造形の「ダイヤモンド」をモチーフにエッジの効いた強く絞り込んだボディに、アーバン・クロスオーバーというコンセプトで開発された「UX」ではタフな力強さを強調する厚みのあるイメージと、趣の異なるスタイルが与えられています。
また、それぞれ上位グレードでは専用の装備を用いることでその個性がさらに引き出されており、「C-HR」の “G”では切削光輝とブラック塗装、センターオーナメント付の18”ホイールを採用することでエッジの効いたデザインを強調。
「UX」の“F SPORT”ではグリルメッシュとサイドグリルを他のレクサス車でも導入されている“Fメッシュパターン”とすることで、スポーティさとブランドイメージの統一が図られています。
■より上質な走りを実現する「UX」では、新開発の2リッターエンジンを採用
この2車種ではパワートレインにも違いがあり、「C-HR」ではJC08モードで30.2km/Lを誇る直列4気筒1.8リッターのハイブリッド(FF・2WD)と、4WDも用意された直列4気筒1.2L直噴ターボの2種類を用意。
「UX」では新開発の直列4気筒2リッターハイブリッド(FF・2WDとAWD)と、直列4気筒2リッターガソリンエンジン(FF・2WD)という「C-HR」よりも大排気量のエンジンを採用することで、高級ブランドらしい上質な走りが実現されました。
内装のデザインについてはどちらも現代のクルマらしい洗練されたものとされていますが、カラーリングや色使いの他、メーター周りの構成やセンターのディスプレイなどにはかなり違いがあります。
また、「UX」の最上級グレード“F SPORT”ではブラックとレッドを基調としたビビッドな雰囲気とすることでスポーティさと高級感に拍車が掛けられています。
安全運転支援技術については、「C-HR」では「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ―センス)」、「UX」では「Lexus Safety System(レクサス・セーフティシステム)」を全車標準装備。
先行車との車間距離を保って追従走行する「レーダークルーズ・コントロール」や衝突回避・被害軽減をサポートする自動ブレーキ、夜間の歩行者の早期発見に貢献するオートハイビームなどの高度な最新技術が搭載されています。
※ ※ ※
現状では価格については発表されていませんが、レクサス「UX」の発売後には「C-HR」の新型も登場すると噂されています。コンパクトSUVという人気の市場の新型車だけに、その新しい姿が気になるとこところです。
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