シトロエンから3代目となるベルランゴのカタログモデルが登場。2018年の登場後、昨年秋にようやく日本導入がなされたものの、台数限定だったこともあり「即完」に。カタログモデルの導入で日本市場にどのように食い込むか楽しみなモデルだ。
ほか、スズキ スペーシアシリーズの仕様変更など、国産車・輸入車の特別仕様車・モデルチェンジ・限定車の情報を一挙ご紹介!!!
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【画像ギャラリー】カタログモデル導入のベルランゴを始め、注目車たちの画像をギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年9月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部ほか
初出:『ベストカー』 2020年10月10日号
■シトロエン ベルランゴ(カタログモデル・8月27日発売)
昨年(2019年)10月、「デビューエディション」を台数限定で予約販売し、あっという間に完売したシトロエン・ベルランゴ。待望のカタログモデルが8月27日発売開始となった。
シトロエン ベルランゴ。フレンチユーティリティの定番モデル、ルノーカングーの牙城を崩せるか!!?
8速ATのシフトはセンターパネルのダイヤルで設定する方式
いわゆるスペースユーティリティビークル。プジョーブランドで販売されるリフターはバッジ違いの兄弟車。1850mmという全高に、後席スライドドアというパッケージングは、同じフランス車のルノー・カングーによく似ている。
ベルランゴ&リフターは全長4405mm、全幅1850mmでカングーよりもちょっと大きい。サイズ感はフリードの全長に、オデッセイの全幅といったイメージ。
2列シートの5人乗り。後席は3人掛けのスペースがはっきりと区分されている
バックドアはカングーの観音開きに対し、一般的な跳ね上げ式で、バックウィンドウだけを開閉可能。
荷室容量は後席使用時で597L、後席を倒せば2126Lとなる。さらに後席後方頭上に約60Lのボックスがあり、収納スペースは充実する。
エンジンは直4、1.5Lディーゼルターボで130ps/30.6kgmで8ATの組み合わせ。1.2Lターボのカングーより強力だ。価格は312万~343万円となる。
バックドアは上部ヒンジの跳ね上げ式。荷室は後席を倒して最大容量2126L
バックウィンドウだけ開けて荷物の出し入れ可能
プジョーブランドからは「リフター」の名で販売されているが、フロントマスクのデザインや雰囲気は異なるものの、基本的にはバッジ違いの、中身は同じモデル
●シトロエン ベルランゴ主要諸元
・全長×全幅×全高:4405×1850×1850mm
・ホイールベース:2785mm
・車両重量:1610kg
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・総排気量:1498cc、ディーゼル
・最高出力:130ps/3750rpm
・最大トルク:30.6kgm/1750kgm
・トランスミッション:8AT
・タイヤサイズ:205/60R16
・WLTCモード燃費:18.0km/L
・価格:FEEL=312万円、SHINE=338万円、SHINE XTRPACK=343万円
■スズキ スペーシア/スペーシアカスタム/スペーシアギア(一部仕様変更・8月20日発売)
スズキのスペーシア/スペーシアカスタム/スペーシアギアが一部仕様変更された。
今回の仕様変更により価格は写真のスペーシアギアハイブリッドXZで4万2900円アップしている
今回の一部仕様変更では予防安全&運転支援システムの機能を充実。夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグを標準装備化したのに加え、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールを一部のグレードに追加。快適装備の充実化なども行われた。
●価格:138万500円~
■レクサスCT(一部改良・8月20日発売)
レクサスのCセグメントハッチバックであるCT200hが一部改良され、8月20日に発売された。
今回の改良により予防安全装備が充実して、価格は約2万2000円程度アップした
今回の一部改良は、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故を予防する技術のパーキングサポートブレーキを全車標準装備し、予防安全装備を充実させたのが大きな変更点。
またボディカラーに、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングなど3色を新たに設定している。
●価格:386万9000円~
関連記事:まだ売るの?? レクサス最小車「CT」 9年目の改良で浮上した存亡の行方
■スバル ステラ(一部改良・8月27日発売)
スバルの軽ハイトワゴン、ステラが一部改良された。
スバル ステラを一部改良
今回の一部改良では、スマートアシストIIIを全グレードに標準装備。また、新たなボディカラーとして「ダークエメラルドマイカ」を追加し、「パールホワイトIII」に代わって「シャイニングホワイト・パール」を採用した。
●価格:119万9000円~
■アウディQ7(マイナーチェンジ・8月18日発売)
アウディのフルサイズSUVであるQ7がマイナーチェンジした。
Q7がマイナーチェンジにより内外装が変更。同時に新型導入を記念した2Lターボの限定車「45Sラインリミテッド」(975万円)も設定された
今回はビッグマイナーチェンジとなり、外観をはじめ、内装やパワートレーン、先進安全装備など、全方位での改良が行われた。
パワートレーンは3L V6ターボ+48Vマイルドハイブリッドに、8速ATと4WDのクワトロシステムが組み合わされる。乗車定員は5名が標準で、オプションで7人乗り3列シート仕様が設定される。
●価格:957万円~
■シトロエン C3エアクロスSUV Cシリーズ シックエディション(特別仕様車・8月20日発売)
シトロエンC3エアクロスSUVに特別仕様車「Cシリーズ シックエディション」が設定され、発売された。
特別仕様車「Cシリーズ シックエディション」のボディカラーはグリプラチナム、ナチュラルホワイトの2色が設定される
この特別仕様車は、特徴だったリアクォーターのベネチアンストライプをあえて廃し、ブラックのルーフとルーフレール、そしてマット塗装のディープレッドアクセントというカラーコーディネイトで、シックにまとめたモデル。そのほかグリップコントロールも標準装備される。
●価格:288万円
■アウディS6/S6アバント/S7スポーツバック(フルモデルチェンジ・9月15日発売)
アウディのハイパフォーマンスモデルであるS6、S6アバント、S7スポーツバックの新型が日本上陸。9月15日に発売される。
3モデルとも精悍さが強調された専用デザインのエクステリアが特徴。写真は新型S6アバント
パワーユニットは3モデル共通となる450psの2.9L V6ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドを搭載。これに8速ATと4WDが組み合わされる。
足まわりには専用のアダプティブエアサスペンションを採用。精悍さが強調された外装デザインも特徴だ。
●価格:1303万円~
■アウディS8(フルモデルチェンジ・8月25日発売)
アウディA8のハイパフォーマンスモデルであるS8の新型が日本に導入された。
専用デザインの前後エアロバンパーや21インチのアルミホイールが高性能ぶりを演出する新型S8
新型S8は、571ps/81.6kgmを発生する4L V8ツインターボに48Vマイルドハイブリッドを搭載。
これに8速ATと4WDが組み合わされる。外観は専用デザインの前後バンパーなどで精悍に仕上げられ、内装はスポーツレザーシートを採用。アクティブサスペンションなども装備する。
●価格:2010万円
■フィアット500 スーパーポップ・フィオーレ(限定車・8月29日発売)
フィアット500に花をモチーフにした限定車「スーパーポップ・フィオーレ」が設定。75台限定で発売された。
花をイメージした限定車が登場。価格はベース車となるツインエア・ポップの12万円安と、とてもお買い得になっている
フィオーレはイタリア語で花を意味し、この限定車は花をデザインした専用のステッカーを、フロントフェンダーとインパネにあしらっているのが特徴。
ボディカラーは、ボサノバホワイトが35台、パソドブレレッドが20台、ミントグリーンが20台の3色で、合計75台が用意されている。
●価格:229万円
■ポルシェ パナメーラ(マイナーチェンジ・8月27日予約受注開始)
ポルシェパナメーラがマイナーチェンジし、予約受注が開始された。
630psの4L V8ツインターボエンジンを搭載するパナメーラターボSの0-100km/h加速は3.1秒
今回の改良によって、従来の「ターボ」は最高出力630psの「ターボS」へ、プラグインハイブリッドモデルの「4 Eハイブリッド」はシステム最高出力560psの「4S Eハイブリッド」へそれぞれ進化。
また、モデル全体として外装のブラッシュアップやデジタルコネクティビティを強化。先進運転支援システムの機能も向上させている。
●価格:1249万円~
■シボレーコルベット(新型価格発表・8月27日発表)
GMジャパンが、2019年7月にアメリカで発表された新型シボレーコルベットの日本における仕様と価格、さらにコンバーチブルの導入を発表した。
コルベット史上初ミドシップレイアウトを採用した新型の価格が発表。さらにコルベット初のハードトップ採用のコンバーチブルも導入
日本には右ハンドル車が導入される。価格は「コルベットクーペ 2LT」が1180万円、「コルベットクーペ 3LT」が1400万円、「コルベットコンバーチブル」が1550万円。デリバリー開始は2021年5月を予定している。
●価格:1180万円~
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