Q34：「トラクションをかける」ってどうやる? 何のため??【30秒でわかる! バイクの疑問】

サクッと読めてためになる

ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。34問目は「ライテク」でよく聞くワードに関するギモン。

●文:ヤングマシン編集部

A34：後輪に駆動力を与えることで旋回力もアップ

バイクでのトラクションは「駆動力」の意味。例えば下りなら、慣性力だけでもタイヤは回るが、アクセルを開けトラクションがかかると直線なら直進力になり、旋回中なら方向安定性を高める。

トラクションを強めるにはトルクの立ち上がる領域(大型車なら2000～4000rpmくらい)からアクセルを素早く大きく開けることだ。

―― アクセルを開けると車体が安定するのはなんとなく想像ができるはず。そんなトラクションを多くのシーンでいかに有効に使うか……。ここにバイクを操る楽しさの醍醐味がある!!

Comments

＞＞トラクションを強めるにはトルクの立ち上がる領域(大型車なら2000～4000rpmくらい)からアクセルを素早く大きく開けることだ。

VMAX1700に乗っていますが、コーナーでそんなアクセルワークをしたら路外にぶっ飛んでいきますよ。
小排気量車ならいいですが、トルクの太い大型では事故のもとじゃないかな。
コーナーに入る前に減速し旋回中はアクセルは一定が基本だと思います。
あくまで、車両の特性に合わせたアクセルワークが必要です。

他の方もおっしゃっていますが、経験の少ない初心者が鵜呑みにして事故にとなる危険性があります。

アクセルを
素早く大きく開けるのは、
少し危険では？？

これを読んだ初心者が、
いつでもどこでもそんなアクセルワークを行えば、急発進、急加速が原因の事故を起こすかも。

ヤングマシンはバイクの専門誌ですので、
その専門誌が「アクセルはそうやって素早く大きく開けるもの」と言うのなら仕方ありませんが、
私はビビリなので、時と場所により躊躇してしまいます。

ビビリの私が初心者に言うとすれば、
アクセルはゆっくり開き、素早く閉じる
…となってしまいます。