もくじ
ー 新型スポーツカー 2020年に発表
ー 全モデル 最終的に電動化
ー ジーリーホールディングのリソース
ロータス最新情報(2) 将来のスポーツカー、価格帯は維持 他セグメントにも自信
新型スポーツカー 2020年に発表
ロータスが来年、まったく新しいスポーツカーを発表するという。ジーリーホールディングの傘下に入った成果がついに実を結び始めるわけだ。
このモデルはジーリーホールディングによって承認された5カ年計画の一環であると、新たにロータス・カーズのCEOに就任したフィル・ポッパムは認めている。
新型車は、既存のロータスのアーキテクチャーを大幅に改良したものがベースになる。その後、次世代型のエリーゼ、エキシージ、エヴォーラが登場する予定だ。およそ3~4年後に発表されるこれらのモデルには、現在開発中の新しいアーキテクチャーが採用される。
来年発表の新型車は、ロータスの評判高いドライビング・ダイナミクスを維持しながら、既存のモデルよりさらに実用性が向上し、日常的に使えるモデルに。乗降性やエルゴノミクス、インフォテインメントも改善されるという。つまり、ベースとなるのは既存モデルの中でもエヴォーラである可能性が高い。
ポッパムによれば、このクルマはロータスの次世代モデル群との橋渡し役になるという。「このクルマを1台出して、それから新プラットフォームにつなぐ」と同氏は語っている。
新しい車体構造となると、やはり気になるのは電動化だ。
全モデル 最終的に電動化
ポッパムはさらに、ロータスの製品ラインナップを既存のスポーツカー・レンジから拡大しようと考えている。
これまでジャガー・ランドローバーの重役と、ボートやヨットで知られるサンシーカー社のCEOを務めてきたポッパムは、まだその計画の細部を決定していない。だが、SUVはその成果となる可能性が最も高い。
AUTOCARでは既にロータスが1億円クラスとなる限定生産の電動ハイパーカーを、ロータスの新時代の象徴として開発中であるとお伝えした。オメガというコードネームが付けられているこのクルマは、しかしポッパムはまだ承認したわけではないという。
また、将来的にはロータスの全モデルが、電動化技術を採用することになると、ポッパムは語った。しかし、それがどんなフォーマットになるのかは、まだ決定されていないという。
「現在注力しているのは、現行のスポーツカー・ラインナップの後継となるモデルの開発です。ロータスは長いこと、その必要性について目標を持ちませんでした。投資を固めた長期計画、製品計画、経営計画が必要です。われわれはその計画を決定したのです」
ジーリーとの関係についても、話を聞いておこう。
ジーリーホールディングのリソース
ロータスはまた、ジーリーホールディングという巨大なグループの一員となることで「多大な好機」を利用できるとポッパムは語った。
「デザイン、エンジニアリング、製造において恩恵が得られる」ことに加え、将来的にはスポーツカーのみならず様々なモデルでアーキテクチャーを共有できる見込みも高い。現在は友好的な関係が続いているトヨタからのエンジン供給も、今後は見直される可能性がある。
ジーリーの資本参加について、ポッパムは「数千万や数億ではない。数十億ポンドというレベルの金額について、われわれは話し合っています」と語った。
親会社の役割についてはこう話してくれた。
「すべての製品企画や製造計画を管理する権限はロータスにあります。しかし、部分的な製造委託などは彼らに任せたいと考えているし、そうなるでしょう」
「ジーリーホールディングには多大な技術力があります。コベントリーのデザイン・スタジオ、スウェーデン、ドイツ、中国のエンジニアたち。われわれは昨年、150人を雇用しました。今年はさらに増やしつつ、同時に彼らのリソースを利用する計画です」
新型スポーツカー用アーキテクチャーの初期開発がすでに始まっているロータス。現行モデルのアルミ押出し材による接着構造は、もし他にもっと良い方法があれば、必ずしも残るとは限らない。当初から中国や北米の規定に適合するように開発を進めている新アーキテクチャーにかかる期待は大きい。
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