■2024年4月から12月までの期間限定生産となる「ランドスケープ」
トヨタは「クラウンクロスオーバー」に新たな特別仕様車「ランドスケープ」を設定しました。
かねてからコンセプトカーが展示されていたこのオフロードテイストが盛り込まれたランドスケープですが、ユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。
アウトドアな世界観を表現したランドスケープ、正式には「CROSSOVER RS “LANDSCAPE”」となるモデルです。
特徴的な見た目をしており、まず専用外装色「ブラック×アーバンカーキ」が目を引きます。
さらにランドスケープ専用の「オーバーフェンダーモール」を装着することで存在感たっぷりの力強い張り出し感を付与。
さらに塗料を塗り重ねつくり出した凹凸があり艶を抑えた質感がワイルドな印象を与えるGORI GORI BLACK塗装を施しています。
足元では、存在感あるデザインを採用する18インチアルミホイールと全天候に対応するオールテレインタイヤを装着。
さらに泥や小石の跳ね上がりからボディを守る王冠マーク入りのレッドマッドガードや、視界不良時の被視認性を高めるリアフォグランプも採用されています。
その他、キャリアで荷物を運ぶのにかかせないトーイングヒッチも備わり、ここにもキャップに王冠マーク刻印を付与。
極めつけは、サスペンションのチューニングにより、最低地上高約25mmアップさせ、より堂々と迫力のある佇まとなっています。
25mmアップすることで悪路でもボディに障害物が当たりにくく、前方視界の向上にも寄与。まさにクロスオーバーの中のクロスオーバーと言えます。
内装では、特別設定内装色にブラックラスターを採用する他、ダッシュボードには印象的なエンブレムとしてランドスケープのロゴを刻印。
その他、従来のクラウンクロスオーバーオーナーも注目するのがリアシートを60/40分割可倒式に変更していることです。
これにより、後席に人を乗せながら長物を積載することが可能となっています。
このようにアウトドア×オフロードの世界観を盛り込んだランドスケープですが、ユーザーはどのような印象を持ったのでしょうか。
今回くるまのニュースではアンケートを実施しました。
まず「ランドスケープをカッコいいと思いますか?」という質問では、以下のような回答となっています。
ーーー
・超カッコいい:15.8%
・カッコいい:36.8%
・普通:10.5%
・あまりかっこよくない:10.5
・かっこよくない:26.3%
ーーー
また「ランドスケープのどんなトコが魅力的ですか?」という質問では、「最低地上高約25mmアップ」が最も多い結果に。
続いて「60/40分割可倒式リアシート」や「オフロードテイストのデザイン」、「フェンダーやマッドガードなどの機能パーツ」となりました。
※ ※ ※
元々ランドスケープは、東京オートサロン2023でクラウンの新たな可能性を模索するためのコンセプトカーとして展示されました。
その際にトヨタは「いつか市販化も検討したい」と話していたことが今回現実となったことになります。
なおランドスケープの価格は685万円となり、期間限定生産で2024年12月をもって生産終了となることが予告されています。
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