■新「ミライスポーツ」世界初公開!
トヨタは富士スピードウェイで開催される「スーパー耐久シリーズ2023 富士24時間レース」にて「ミライスポーツ」を世界初公開しました。
【画像】黒いセダン…世界初公開! 新「ミライスポーツ」を最速で写真を見る!(65枚)
トヨタの燃料電池車(FCEV)は、2014年に初代、2020年に現行となる2代目が登場しています。
燃料電池車の特徴は水素を燃料とし、短い燃料充填時間で長い航続距離を可能することです。
現行ミライは「走りを予感させるダイナミックさと誰もが思わず振り返るエモーショナルな美しさ」を併せ持つスタイリングを追求。
エクステリアは、TNGAプラットフォームの採用により、低重心で伸びやかなプロポーションを実現しています。
さらに、足元には20インチタイヤを装着することでダイナミックさと軽快感を付与。
ボディサイズは全長4975mm×全幅1885mm×全高1470mm、ホイールベース2920mm、最低地上高155mmとなっています。
また走行面では、走る楽しさを持つクルマづくりに徹底的にこだわったと言います。
そんな特徴を持つミライですが、今回の富士24時間レースでは新たな提案となる「ミライスポーツ」が世界初公開されました。
見た目は「GRカローラ」などに使われるボディカラー「マットスティール」を採用しています。
またフロントではひと目でこれまでのデザインと異なるバンパーを採用する他、ボンネットはカーボン素材に置き換わっており「MIRAI SPORT」のデカールが貼られました。
サイドでは黒×灰色の「FCEV」デカールが貼られている他、足元に純正とは異なる21インチにアップしたホイールと「パイロットスポーツ S 5(245/40R21)」を組み合わせています。
リアでは、トランクもカーボン素材化されている他、このために制作された「MIRAI SPORT」のクロームエンブレムも装着。
また なお足回りをスポーティなものに変えており、車高は20mmダウン。全長もバンパー形状により前後で20mm長くなっているようです。
インテリアのシートに関しては、純正からスポーツ用に変更されるなど、全体的にスポーティさが増しました。
ミライスポーツを製作した背景について「今回のミライスポーツは、今後クラウンセダンが登場した際にキャラクターの違いを示すひとつの提案として製作しました」と説明しています。
確かにこれまでトヨタラインナップにおいて、ミライはショーファーニーズにも対応するセダンでしたが、今後そのポジションにはクラウンセダンが存在します。
そうしたことから、ミライの新たな可能性を示すひとつの提案が「スポーツ」となったようです。
なお、今回の反響によっては市販化に向けた動きが加速する可能性もあるようです。
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みんなのコメント
いいんだけどウチの県内には水素ステーションが一箇所しかないんだよお。
まあ満タンで航続距離が800km超えるから頻繁に補給しなくていいんだけど
補給の為に旅をしないといけないw
今のところ都市圏専用車。