■クルマ好きには憧れのオープンカー
天気の良い日に海辺をさっそうと走るオープンカーに、誰しも一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。『屋根が開くクルマ』という意味で総称されるオープンカーという言葉ですが、実はさまざまな呼び方があります。
大幅改良を行った「マツダ ロードスター」 特別仕様車を設定し発売
例えば、オープン状態とクローズ状態を入れ替えられるという意味で『コンバーチブル』という呼び方や、馬車の時代の名残で『カブリオレ』という呼び方があります。そのほか、『スパイダー』、『バルケッタ』、『ロードスター』、『ドロップヘッドクーペ』など、その出自や構造の違いによって『オープンカー』にも呼び方の違いがあるのです。
一度は乗ってみたいオープンカーですが、所有するとなると現実的にはさまざまな問題が生じることも多いです。オープンカーを購入する際にハードルとなるのが「乗車定員」と「価格」です。
ごくごく限られたクルマを除き、現在販売されているオープンカーは基本的に2人乗り、もしくは2人乗りの後ろに補助的なシートが着いた“2+2”という4人乗りのどちらかです。
大人4人が快適に乗るクルマというよりは、ドライバーとパートナーの2人でドライブするという意味合いの強いクルマですから、現実的にオープンカーを購入できる層は限られてきます。
また、コンパクトカーやミニバンなどに比べて趣味性の高いクルマですから、購入する側としても予算重視でない場合が多く、必然的に車両価格は高くなる傾向があります。このような事情から、特に高級ブランドのオープンカーは、そのラインナップの中でも高額になる場合が多いのです。
このように、誰しもが乗ることができないクルマだからこそ、オープンカーが憧れの対象となります。しかし、国産ブランドでは比較的安価なオープンモデルも登場しているので、決して手が届かないクルマという訳でもありません。
■オープンカーって優雅で爽快?
いざ、オープンカーで走る機会を得たとして、次に気になるのはその乗り心地です。優雅で爽快なイメージのあるオープンカーですが、実際はどうなのでしょうか。
実際にオープンカー(マツダ・ロードスター)を所有する方にお話を聞いてみました。
――オープンカーの醍醐味はどこにありますか。
やはり、風を感じて走る爽快感だと思います。海や山の匂いを感じながら走るのは普通のクルマにはない気持ちよさがあります。
――オープンカーに適した季節はあるのでしょうか。
真夏の青空のもと、サングラスを掛けて海辺を走るようなイメージがあるかもしれませんが、実際には直射日光に長時間当たることになるので必ずしも快適ではありません。意外と思われるかもしれませんが、冬の快晴の日が最高です。シートヒーターやエアコンによって室内は適温に保たれつつ、頭は涼しいので気持ちいいです。
――助手席に乗る方は、どんな反応でしょうか。
妻を乗せる機会が多いのですが、やはりそれなりに風を巻き込むので、髪がバサバサとなるのが気になるようです。海辺や山道をドライブするときなどは、髪をまとめたりと対策をするのでよいのですが、ちょっと駅まで送ったりする際にはオープンだと髪が荒れてしまうので、なるべくクローズ状態で走行します。とはいえ、ドライブするときの爽快感には妻も共感してくれます。
――よく噂で言われる雨の日に速く走っていると雨に濡れないのですか?
いや、濡れます(笑)。少なくとも、公道を走る程度のスピードでは、まったく濡れないということはありません。構造上、室内は多少雨に濡れても問題ないようにできていますが、後処理も大変なので、雨が降りそうな日には最初から屋根を閉じておくか、そもそも乗らないかのどちらかですね。
屋根を閉じると、当然ですが雨が入ってくることはありません。ソフトトップ(幌)にしとしとと雨が落ちる音を室内で楽しむのも、またオープンカーの醍醐味といえます。
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