プジョーから3列7人乗りMPV「リフター ロング」が発売！ 荷室容量は最大で2693ℓ

3列目シートは折りたたみと取り外しが可能。2列目シートとともにフラットに折りたたむことで荷室を大きく広げられる

ステランティスジャパンは1月20日、SUVのスタイルや走行性能を融合させたプジョーのMPV（マルチ・パーパス・ヴィークル）である RIFTER（リフター）に、3列7人乗り仕様「RIFTER LONG（リフター ロング）」を設定し、発売を開始した。税込車両価格は455万円。

リフターは、端正なフロントマスクや前後左右にあしらわれたクラッディングが生み出すマッシブな造形、SUV系モデルがもつアドバンスドグリップコントロールを装備するなど、オフロードにも対応するスタイルと走行性能をあわせもつSUVテイストのMPV。2020年11月の日本導入以来、独自の存在感で高い人気を誇っている。

このたび登場したリフター ロングは、全長4760mm という使い勝手のよいサイズとともに3列シート7人乗りを実現している。リフターの本来備えている高いデザイン性や走行性能はそのままに、3列目シートを外せば最2693ℓもの大容量ラゲッジスペースが確保できる。さらに、レジャーや仕事など、あらゆる用途に適応できるようスライドドアと3列シートを兼ね備えているのが特徴だ。

ボディサイズは全長4760mm（標準ボディ比＋355mm）、全幅1850mm（同±0mm）、全高1900mm（同＋20mm）、ホイールベース2975mm（同＋190mm）と、日本の道路事情にもマッチする使い勝手のよいサイズ。また、車両重量は1700kg（同＋50kg）に抑えられている。

リフター ロングの基本的な装備内容は、標準仕様の上級グレードであるGTに準じている。プラットフォームとしてはプジョーのベストセラーSUV、3008や5008と同じEMP2を採用。ノーマルをはじめ、悪路走破性を高めたスノー、サンド、マッド、ESC OFFの５つのモードに切り替えが可能であり、トラクションコントロールをベースにプログラミングされた最新システム、アドバンスドグリップコントロールを搭載している。

内装素材と内装カラーはファブリックのブラウン2トーンで、5シーターのリフターGTと同一のものとなる。3列目シートは、前後スライド（最大130mm）することによって、大人も着座できる実用性が備わっている。また、3列目シートは折りたたみと取り外しが可能で、2列目シートを併せてフラットに折りたたむことにより、広大な荷室をつくることもできる。

一方、3列目シートを最後端までスライドした状態においても、複数の鞄などが積める荷室スペースを確保。荷室の最大容量は、リフターが約2120ℓのところ、リフター ロングでは2693ℓと大幅に増加している。ホイールベースとリヤオーバーハングの延長により、2列目を立てた状態での利便性も高めている。また、3列目を取り外し、2列目を格納して1列目（助手席）を最も前方にスライドした状態での最大荷室長は2230mm（欧州計測値）におよぶ。

パワートレインは、標準ボディと同様、定評のある1.5ℓ直列4気筒ディーゼルターボエンジン「DV5型」（130ps/300Nm）と、電子制御8速AT「EAT8」の組み合わせ。低回転からの高トルク、最新の排気浄化システム（酸化触媒、SCR選択還元触媒、DPF微粒子フィルター）による高い環境性能で、エコカー減税対象となっている。ちなみにWLTCモード燃費は、標準ボディと同じ18.1km/ℓだ。

ディープブルーアイシーホワイトペルラネラブラックリフター ロングのボディカラーは、ディープブルー、ペルラネラブラック、アイシーホワイトの3色が設定された。

「リフター ロング」デビューイベントを開催！

同社はリフター ロングの発売を記念して、デビューイベントを開催する。リフター ロングを含めたプジョーのラインナップ、そしてプジョーが提唱する「ALLURE」の世界観が体感できる内容になる予定。興味ある方は、ぜひ。

■プジョー「リフター ロング」デビューイベント【軽井沢会場】・日時：1月21日（土）～ 22日（日）10:00～19:00・会場：軽井沢ショッピングプラザ（長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢）　【湘南会場】・日時： 2月4日（土）～ 5日（日）10:00～19:00・会場：テラスモール湘南（神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1）※問い合わせ先：PEUGEOT CALL 0120-840-240 （9:00～19:00 年中無休）

Comments

2列目がリクライニングできるようにしてほしい。

4駆が無いんだよなぁ…。