■まさかの「新型“GR”プロボックス」あった!?
トヨタの新世代のビジネスカーとして2002年7月に登場した「プロボックス」は、2014年8月にフルモデルチェンジに匹敵するほどの大型改良を経て、現在でも販売されている長寿モデルとなっています。
【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「GRプロボックス!?」を画像で見る(39枚)
ビジネスカーとして生まれたプロボックスではありますが、その質実剛健な作りやプレーンなスタイル、広い荷室スペースなども相まって、近年では趣味の相棒として導入する一般ユーザーも着実に増えており、多くのアフターパーツもリリースされています。
2024年に開催された東京オートサロンにもプロボックスをベースとしたカスタマイズカーが多く展示されていましたが、スズキ車のカスタムを得意とするRIDE+TECH(ライドテック)が展示したGRエンブレムを掲げたプロボックスがひと際注目を集めたのも記憶に新しいところ。
GRとはGAZOO Racingの頭文字を取ったもので、トヨタが展開するスポーツモデルに与えられるものですが、「GRスープラ」や「GRヤリス」のように本格的なスポーツモデルだけでなく、ヤリスGR SPORTやハイラックスGR SPORTなど、ハイブリッド車やオフロードモデルにも設定されているのが特徴。
それだけにプロボックスにGRモデルが設定されていてもアリだと思えてしまいますし、もともと走りのポテンシャルが高く、過去にはワンメイクレースも行われていただけに親和性も高そうです。
ただ、ライドテックが今回発表したのは、ハイラックスやランドクルーザーに用意されているGR SPORTのように、オフロードでの走行性能を高めたイメージを持つものとなっており、台形のフロントグリルに備わる「TOYOTA」エンブレムやフォグランプの位置などはハイラックス GR SPORTに近い意匠となっています。
また足回りには自社のリフトアップキットをインストールして余裕の地上高を実現し、タイヤにはトーヨーオープンカントリーR/T、ホイールにはワークのCRA G CKVを組み合わせることで、タフな印象をプラスしているのも注目ポイント。
そしてインテリアには、こちらもハイラックス GR SPORTを感じさせるレッドステッチとレッドのアクセントが備わるシートカバーが装着されており、商用車臭を払拭しているのも特徴です。
本来は商用車ということもあり、ノーマルのままではそれらに紛れてしまうプロボックスですが、こういったカスタマイズを施すことでオンリーワン感が増し、より愛着が増えることは間違いないでしょう。
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みんなのコメント
誰もご存知ないようなのでお教え差し上げますが、通常、サードパーティが新製品を発表した場合、記事のタイトルに記載すべきはサードパーティの会社名で、取り付けられる側の自動車のメーカー名ではありません。また、それらは「新型」ではなく、「非純正の新パーツ」と表現されるべきものです。少し難しいのかもしれないのですが、よく考えて違いを認識してみてください。
大丈夫です。あなた方もきっとできます。
大袈裟なタイトルや、誤認を誘発するタイトルは一般的に忌避される行為というご認識を持たれた方がよろしいかと存じます。
海外の車種や大昔のコンセプトカー、車種などを日本で発売や開発中と誤認させる手法も同様です。