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タイヤのわずかな違いで雰囲気激変! 軽バンの「アゲ」と「サゲ」に合わせるべき銘柄とサイズとは

軽バンは積載能力が高くホビーユースでも大活躍

 ビジネスカーとしてはもちろん、最近は遊びクルマとしても注目されている軽バン。維持費は安く耐久性も高く、何より余裕のある荷室スペースが魅力だ。その積載能力は乗用の軽自動車たちとは一線を画す。特にキャブオーバータイプでFRベースのエブリイとハイゼットカーゴはとにかく広い。ベッドキットを置いてアウトドアで活用しているユーザーもよく見かける。

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 一方でFFベースで登場したN-VANも人気を獲得。乗用車に近い乗り味やピラーレス+スライドドア、低床設計などを武器に、エブリイとハイゼットの牙城を脅かす。スタイリングも商用バンとは思えないほど垢抜けており、お洒落に趣味を楽しめる1台として、アフターパーツ各社もさまざまなデモカーを作っていたりする。

 こうした軽バンたちはカスタマイズの方向性も多種多様。「サゲ」派もいれば「アゲ」派もいる。いずれにせよ、純正タイヤは軽トラ・軽バンの定番である145/80R12なので、商用車としての実用面はピカイチでも、見栄えが地味なのは否めない。ルックス向上を狙いたいなら、タイヤ&ホイールを換えるのが基本となる。

 ということで、軽バンにどんなタイヤが適しているのか、ローダウン向け/リフトアップ向けのおすすめサイズをそれぞれご紹介。元タイヤメーカー社員という経歴を持つ、カスタムショップ・Sスタイルの菅原さんに教えてもらった。

 なお今回紹介するタイヤサイズは、「物理的に履ける/履けない」「似合う/似合わない」を基準にしたもの。耐荷重やタイヤの外径差、ホイールのサイズなど、さまざまな理由により車検に通らないケースもある。この辺は地域や検査官によって温度差もあるため、気になる人は地元の検査協会にお問い合わせを。

【ローダウン編】15/16インチがメインとなる

 まずはローダウン向けから。軽バンは基本的にリアのストローク量が小さく落としにくい。一般的なFFベースの軽自動車なら社外のリアアクスルに交換することで落とす技が一般敵だが、FRベースのエブリイやハイゼットカーゴでその手は使えない(N-VANなら可能)。ダウンサスなら3センチ前後か、車高調に換えてもせいぜい5~6センチダウンが日常使いできる限界だろう。これ以下だと最低地上高の確保も危うくなる。

 だがそのくらいであれば、使い方や路面状況にもよるが、ローダウンしてもタイヤがインナーに干渉するリスクはそれほど高くはない。タイヤ外径は純正同等~ちょい大きいくらいでも許容範囲だ。

 インチ数は13~17インチまで装着可能だが、今回はボディとのバランスが良く、インチアップ感も味わえる15/16インチで考えたい。一応、13/14もキャル系やクラシカル系のイジりにはハマるし、17インチも日常使いではリスクは高めながら履けないこともない。

純正外径に近い165/50R15が履きやすい

 15インチの場合、本命サイズは165/50R15(外径546ミリ)。純正の145/80R12(外径536ミリ)に外径が近く、「タイヤのラインナップも豊富。国産品も海外品もたくさん揃っているので好みで選べます。また15インチは軽自動車向けの社外アルミホイールも多く出回っており、ビギナー向きでもあります」とSスタイルの菅原さん。

 もうワンサイズ下だと165/45R15(外径529ミリ)があり、外径は純正よりも小さくなる。標準的なローダウン量では物足りない、もっと落としたいという人向きだが、国産タイヤに設定はなし。「海外モノでは以前はピレリがありましたけど、今はアジアブランドしか出ていないじゃないかな。このサイズはしっかり落とさないと足元がスカスカに見えるので、あまり一般向きのサイズではないですね」。

 タイヤ銘柄の多さでは165/55R15(外径562ミリ)もかなり選べる方だ。これはタントカスタムのRS系や、N-BOXカスタムのターボ車といった軽自動車の上位グレードに純正採用されているサイズ。需要が高いので商品数も多いが、外径がやや大きめなので、ノーマル車高や軽いローダウンに向いている。

16インチの選択肢はあまり多くはない

 16インチといえばコペンやS660、ジムニーにダイハツ車のカスタムグレードといった、ごく一部車種を除き、軽自動車には採用されていない大口径サイズ。見た目も15インチとは1インチの差とはいえ、印象はかなり変わる。足元にインパクトを出したいなら16インチもアリだろう。

「インチアップしてもタイヤ外径は同程度に抑える必要があるため、偏平率は小さくなります。必然的に16インチではタイヤが薄くなるので、その分ホイールが存在感を主張する感じになる。だからホイール選びも重要になります。16インチも15インチに劣らずバリエーションは豊富ですので、じっくり考えて好みの1本を探して下さい」。

 定番サイズは165/45R16(外径554ミリ)。純正より18ミリ外径が大きくなるが、よほど落とさない限り干渉の心配はないだろう。165/50R15や165/55R15並みとはいわないまでも、国産/海外問わずラインナップも多い。

「165/40R16(外径538ミリ)の方がよりコンパクトで純正外径に近いのですが、国産ではヨコハマのSドライブくらいしかなく、他はアジアン系ばかり。例によって、ある程度落とさないとスカスカ感も出てしまいます。乗り心地的にも165/45R16の方がおすすめです」。

 軽いローダウンorノーマル車高のままであれば、定番からワンサイズ上の165/50R16(外径571ミリ)も候補に入ってくる。ただ、軽バンのタイヤハウスやフェンダーアーチは一般的な軽自動車よりも狭い。真っ直ぐ走る分には平気でも、ハンドルを切ったり段差に乗り上げた際にタイヤがインナーに当たる可能性もある。十分注意しよう。

【リフトアップ編】「アゲ派」でいくなら14/15インチがおすすめ

 続いてリフトアップ向け。どちらかといえばタイヤよりホイールの方が注目されるローダウン系のカスタムと違い、リフトアップではタイヤが主役となる。偏平率は高く、外径も大きく、横から見た時にボリュームのあるタイプが好まれる。

 しかし外径が大きすぎると、スピードメーターと実速度の誤差が大きくなるし、タイヤハウスにも収まり切らない。リフトアップ量にもよるものの、30ミリ前後の「ちょいアゲ」レベルではあまり大径のモノは履けないと思った方がいい。

 そして何よりも重視されるのがタイヤの種類。リフトアップするなら普通のオンロードタイヤではなく、ぜひゴツゴツしたオフロード系を選びたい。だがそうしたタイヤは、軽バンが履けるサイズは少ないのが現状。ローダウン向けタイヤのように「このサイズなら銘柄は選び放題」という感じではない。よってまず銘柄ありきでサイズを決めるケースも多いだろう。

 以上のことを含めると、アゲ向きのインチ数は14または15インチになる。12インチでは純正と同じだし、13インチもアリだがオフロード系タイヤの選択肢がほぼない。16や17では外径が大きすぎてアウトになる。14/15は見た目のバランスも良く、商品ラインナップもそこそこ多いので選びやすいのだ。

タイヤの「厚み」で選ぶなら14インチが有利

 14インチで無難なのは155/65R14(外径558ミリ)。これは一般的な軽自動車の標準グレードに採用されているサイズ。タイヤのラインナップは山ほどあるが、そのほとんどが普通のオンロードタイヤだ。

 前述の通り、アゲバンならその辺に用はないのでオフロード系で絞っていくと、最有力候補としてトーヨータイヤ・オープンカントリーRTが浮かび上がる。「今年2月に追加された新サイズ。トーヨーがなぜRTに155/65R14を設定したのかナゾですが(笑)、軽トラ・軽バン、スペーシアギアなどリフトアップ軽のニッチな層にジワジワ人気が出ています」とSスタイルの菅原さん。

 他にはアジアンタイヤのナンカン・マッドスターラジアルATも同サイズあり。こちらはホワイトレターになるのでドレスアップ効果も高い。

 その他で14インチといえば、165/65R14(外径570ミリ)もナンカンのFT-9やマッドスターラジアルATに設定がある。外径は大きめだが、30ミリほどリフトアップすれば履けるだろう。

 また上級者向けとしてヨコハマのジオランダーX-ATに、145R14(外径590ミリ)というサイズも存在。新しい銘柄だし、ルックスもオープンカントリーに劣らずカッコいい。「しかし、このクラスの外径だと3~4インチ(約7.5~10センチ)は上げないと履くのは難しいでしょうね」。

15インチは165/60R15のほぼ一択となる

 15インチを選ぶ場合、狙うはズバリ165/60R15(外径579ミリ)だ。「というか、他に目ぼしいサイズは皆無なんです。オフロード系になるとこれよりワンサイズ下も上もない。唯一、マッドスターラジアルATに175/60R15(外径591ミリ)もありますが、あとは195/80R15(外径693ミリ)など外径が巨大になる。これは3~4インチアップして、さらにオーバーフェンダーも装着しなければ履けません」。

 なお、165/60R15はハスラーやキャストアクティバの純正サイズ。そのためオフロード系の銘柄も充実しており、トーヨータイヤ・オープンカントリーRT、ヨコハマ・ジオランダーAT、ナンカン・FT-9、マッドスターラジアルAT&MTなどがラインナップ。「軽自動車向けのオフロードタイヤとしては最も選択肢が多いです」。

 ちなみに先日発売されたダイハツ・タフトの純正タイヤは165/65R15(外径595ミリ)。これまでオフロード系ではノーマークだったサイズだが、タフトでカスタマイズが盛り上がれば対応商品も出てくるだろう。とはいえ、軽バンに履かせるには外径が大きいので、装着のハードルは高そうだ。

 また「リフトアップしたいけどタイヤサイズは変えたくない」という人は、トーヨータイヤ・オープンカントリーRTとヨコハマ・ジオランダーMTに145/80R12がある。

 どちらも見た目はゴツゴツしているので、純正同サイズでも代わり映え効果は高い。検討してみてはどうだろうか。

【取材協力】エススタイル

◆広島県広島市西区中広町3-19-26◆tel.082-548-9602◆営業時間:10時~19時◆定休日:イベント参加日

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