■改良新型「ヤリスクロス」スペインに登場
トヨタのスペイン法人は2024年1月25日、改良を施したコンパクトSUVの新型「ヤリスクロス」を発表しました。これについてSNSでは、どのような反響が寄せられているのでしょうか。
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ヤリスクロスは、トヨタが国内外で展開するコンパクトSUVのグローバルモデルです。コンパクトカー「ヤリス」と同じTNGAプラットフォームを採用し、2020年から販売されています。
欧州向けヤリスクロスはこれまで1.5リッターハイブリッドのみでしたが、今回の一部改良で、従来の「ハイブリッド115」をパワーアップした「ハイブリッド130」を設定し、上級グレードの「プレミアエディション」「GR SPORT」に搭載します。
ハイブリッド130は強力な電気モータージェネレーターを備えた大型のトランスアクスルを装備するとともに、パワーコントロールユニットも改良。システム総出力はハイブリッド115の116馬力から12%アップの130馬力に、最大トルクは141Nmから30%アップの185Nmにそれぞれ向上しています。
結果、0-100km/h加速は0.5秒短い10.7秒、80-120km/hの追い越し加速は0.4秒短い8.9秒となっています。
また、デジタルユーザーエクスペリエンスも大きく進化しました。
12.3インチまたは7インチのインストルメントパネルと、10.5インチまたは9インチのマルチメディアタッチスクリーンを搭載。各種車両情報を表示するインストルメントパネルは「スマート」「カジュアル」「スポーティ」「タフ」、4つのスタイルオプションを用意しており、気分や旅のタイプに合わせてカスタマイズできます。
マルチメディアシステムはクラウドナビを標準装備。さらに自然な会話に対応した音声操作機能も搭載し、例えば「ヘイ、トヨタ、寒いね」と言うだけでシステムが自動的にエアコンの温度を上げてくれます。
安全面は、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を含む、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」が大幅に進化しました。トヨタセーフティセンスは、新しいカメラとレーダーシステムにより検出範囲を拡大。プリコリジョンシステムでは、潜在的な正面衝突や、歩行者、自転車、さらにはオートバイを含む様々な物体や車両を認識できるようになりました。
今回の改良に合わせ、専用アーバンカーキ塗装を施した「プレミアエディション」も設定。18インチの5スポークホイールを装備するほか、ボディ色のアーバンカーキに合わせ、車内もインパネ、ドアパネルの加飾ラインなどにグリーンのアクセントを施しています。
SNSでは、「きれいなグリーンだなぁ」「今回の一部改良いいな」といった感想が寄せられています。
また、パワートレインについて、「日本仕様も一部改良されましたが、116馬力のまま…」「日本は130の投入はまだないようですね」と、日本仕様のハイブリッド130モデル投入を希望する声も複数ありました。
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