■新型「フェアレディZ」にNISMO仕様があったら?
14年ぶりのフルモデルチェンジを果たし登場した日産新型「フェアレディZ」。日本や米国での納車も始まり、2023年1月に開かれた東京オートサロン2023でも早速カスタムを施された車両が多く展示されました。
そんななか、ボディキットデザイナーのTed Li氏は、そんな新型フェアレディZ(海外名「NISSAN Z」)のNISMO仕様を予想、イメージCGを作成し投稿しました。
【画像】めちゃ速そう! 新型「フェアレディZ NISMO」の予想CGを画像で見る(119枚)
2021年8月に北米仕様が世界初公開された新型フェアレディZは、市販7代目となるモデルです。初代モデルなど過去のフェアレディZのデザインが取り入れられるほか、日本ではあまりの人気ぶりに一部の販売店では注文が抽選で行われるなど、多くの話題を呼びました。
一方でNISMOは、過酷なモータースポーツで培った経験と技術を注ぎ込んだ日産のパフォーマンスモデルです。これまでに「GT-R」やフェアレディZのようなスポーツモデルだけでなく、「セレナ」や「ノート」「リーフ」など様々なモデルで展開されてきました。
新型フェアレディZは、現在NISMOパーツの販売はあるものの、NISMOモデルの発表はありません。しかし、「新型フェアレディZのNISMO仕様に興味はありますか?」というアンケートには、91.8%が「興味がある」と回答(編集部調べ)しており、その注目度は高いといえます。
そんななか、ボディキットデザイナーのTed Li氏は、新型フェアレディZのNISMO仕様を予想、「Nismo Concept Z」と名付けられたCGを公開しました。
Nismo Concept Zでは、ボディ全体はステルスグレーに、ボンネット、ルーフ、トランクリッドはブラックに塗り分けられ、各パーツにNISMOらしい赤のアクセントが配されスポーティな印象を掻き立てています。
フロントバンパーは、巨大な開口部を有するデザインとなっているほか、「GT-R2024年モデル」と同様のデザインのフォグライトが取り付けられています。
また、フロントフェンダーに設けられた巨大なフェンダーダクトは、GT-R NISMOのものと同様です。
さらに、サイドスカートリアバンパーのデザインも大きく変更、リアエンドには控えめなダックスポイラーが取り付けられ、迫力を増しています。
※※ ※
ボディキットデザイナーのTed Li氏は、このクルマ以外にも、トヨタ「スープラ」にアストンマーチンのワンオフモデル「Victor」をオマージュしたカスタマイズを施したモデルや、テスラ「サイバートラック」の16輪仕様、スラントノーズ仕様のフェアレディZなど、現実にはまだ存在しないような、あらゆる「もしかしたら」なクルマのレンダリングを作成し自身のSNSに投稿しています。
一方で、過去に自身がデザインしたトヨタ「スープラ」のボディキットが現実になり、米国で開かれるSEMAショーに展示されていた経歴も持ちます。
Ted Li氏の製作したレンダリングは、もちろん非現実ですが、一度スープラのボディキットが現実となった点を考慮すると、どこかのカスタムショップがこのフェアレディZを現実のものとする可能性を完全には否定できません。
日産も、前述のオートサロンで「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO」を忠実に再現した市販モデルを初公開するなど、新型フェアレディZのカスタマイズモデルも現実に多く出てきているため、今後も様々なフェアレディZカスタムモデルが出てくることでしょう。
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