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トヨタ新型「ヤリス」が300万円超え!? オプション全部盛りした価格はいくらになる?

掲載 更新 4
トヨタ新型「ヤリス」が300万円超え!? オプション全部盛りした価格はいくらになる?

■先進装備が充実した新型ヤリス、超豪華仕様の価格は?

 2020年2月10日に、トヨタは新型コンパクトカー「ヤリス」を発売します。従来の日本名「ヴィッツ」から名前を変更した上での全面刷新となり、ハイブリッド車は世界トップレベルの低燃費36.0km/L(WLTCモード)を実現するなど、トヨタの次世代コンパクトカーとして多いに注目されるクルマです。

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 価格が比較的安いイメージを持たれるコンパクトカーですが、基本性能の向上や先進装備の搭載によって、近年では価格の高い仕様も存在します。新型ヤリスの最上級グレードに、装着可能なメーカーオプションをすべて装備すると、価格はいくらになるのでしょうか。

 新型ヤリスの価格帯は、エントリーモデル「X“Bパッケージ”」の139万5000円から、最上級仕様となるハイブリッド車の4WD仕様「ハイブリッドZ E-Four」の249万3000円です(価格は消費税込、以下同様)。

 ちなみに、トヨタのコンパクトカーにおいてハイブリッドの4WD仕様が設定されるのは、新型ヤリスが初となります。滑りやすい路面での安全性と、30.2km/L(WLTCモード)という優れた燃費性能を両立しており、雪国のユーザーにとっても購入しやすいハイブリッド仕様といえるでしょう。

 今回は、この新型ヤリスのハイブリッドZ E-Fourにオプション装備を装着していきます。

※ ※ ※

 新型ヤリスの特徴のひとつに、先進的な運転支援システムが多数用意されていることがありますが、なかでもトヨタ初採用の装備として注目されるのが、「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)]」です。

 このシステムは、駐車を支援する機能として設定されており、駐車したいスペースの横にクルマを停め、指定の操作をした後に開始スイッチを押すと、ステアリング・アクセル・ブレーキの操作をクルマが自動でおこない、駐車を完了させます(シフト操作は手動)。

 区画線のある並列駐車・縦列駐車のほか、区画線のないスペースへの駐車にも対応しており、運転に慣れていないドライバーでも安心して駐車することが可能です。メーカーオプション価格は7万7000円に設定されています。

 また、予防安全装備として「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」も設定されています。

 車両前後をソナーで検知し、駐車場内でのペダルの踏み間違いを防止。ドライバーの操作ミスによる事故を未然に防ぎます。

 単体の装着も可能(2万8600円)ですが、ブラインドスポットモニター[BSM]やリヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]とあわせて装着した場合、メーカーオプション価格は10万100円です。

※ ※ ※

 今回は、前出した装備のほかに7点を加えた総額48万2900円のメーカーオプションを加え、そのうえでディーラーオプションとして定番となるフロアマットとETC2.0ユニットを購入すると、装着したオプションの一覧は次のようになります。

●メーカーオプション

・有償色:ブラック×コーラルクリスタルシャイン(7万7000円)

・185/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(8万2500円)

・シート表皮:合成皮革+ツィード調ファブリック(1万1000円)

・カラーヘッドアップディスプレイ(4万4000円)

・アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/1個/非常時給電システム付、4万4000円)

・トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)](7万7000円)

・ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]+インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)](10万100円)

・パノラミックビューモニター(3万3000円)

・寒冷地仕様(2万5300円、前出装備との同時装着で1万1000円減額)

●ディーラーオプション

・フロアマット(ベーシックタイプ、1万4300円)

・ETC2.0ユニット(ビルトイン・ボイスタイプ、2万5300円)

※ ※ ※

 以上の装備を装着した新型ヤリスのハイブリッドZ E-Fourは、車両価格が301万5500円となりました。コンパクトカーとはいえ、50万円近いメーカーオプションを装着すると、ワンランク上のクルマも視野に入る価格になったといえます。

 ちなみに、新型ヤリスと3代目ヴィッツの価格をガソリン車の量販グレードで比べると、新型ヤリス「X 1.5L 2WD」(CVT仕様)が159万8000円で、ヴィッツ「F 1.3L」が150万円です。

 新旧モデルの価格差は約9万円に抑えられている一方、トヨタセーフティセンスやディスプレイオーディオ、カーテンシールドエアバッグ、サイドエアバッグなどの装備差があります。

 排気量が0.2リッター大きいことも考慮すると、一概に値上がりしたとはいえません。新型ヤリスに限らず、新車のオプション装備を検討するときは自分に必要な装備かどうかよく見極めて判断するのが賢明です。

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みんなのコメント

4件
  • なんだろうね。
    250万の最上級グレードに50万円分のOP付けりゃ、300万を越えて当然だろ。

    WORKSではないアルトに、バカみたいにOPを付けて総額200万越えにした方が、記事としてはおもしろいかもよ。
  • 6MTのGグレードを買ってモータースポーツベースに仕上げれば面白いかもしれん3気筒だけど
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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