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新型レガシィアウトバック発表。グレードは「リミテッドEX」と「XブレイクEX」個性の異なる2タイプ

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新型レガシィアウトバック発表。グレードは「リミテッドEX」と「XブレイクEX」個性の異なる2タイプ

2021年9月2日、スバルは新型「レガシィ アウトバック(SUBARU LEGACY OUTBACK)」を発表した。グレード展開は、フラッグシップのリミテッドEX(Limited EX)とアクティビティモデルのXブレイク EX(X-BREAK EX)の2タイプを用意する。

スバルの新型フラッグシップがついに日本で登場
レガシィ アウトバックは、スバルのクロスオーバーSUVだ。日本で1995年に発売された初代は、2代目(BG型)レガシィツーリングワゴンをベースにしたモデルで、現在と異なる「レガシィ グランドワゴン」という名称を与えられていた。その後「レガシィ ランカスター」に変更し、3代目(BP型)から世界統一名称の「アウトバック」となった。

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その最新モデルとなる6代目は北米市場で2019年に導入されており、また日本でも2021年1月に5代目が生産終了となっていたため、国内のユーザーにとっては待望のデビューとなる。

エクステリアはすでに発売されている北米仕様とほぼ共通で、スピード感のあるシルエットと厚みを強調したボディパネル、またフェンダーやバンパーなどに融合された黒の樹脂パーツでアクティブさとタフさを表現。フロントマスクはワイドなグリルとシャープなヘッドライトによって、たくましく精悍な顔つきになっている。日本仕様での変更点は、北米仕様で縦型3連だったフロントLEDフォグランプを丸型6連に差し替えられているくらいだ。

グレード展開は「リミテッドEX」と「XブレイクEX」のふたつ。その違いは、メッキの装飾付きフロントグリルや切削光輝のアルミホイールを装着して上質な印象のリミテッドEXに対し、Xブレイク EXはラスターブラック塗装のフロントグリルやリアオーナメント、ダークメタリックのアルミホイールを採用するなど力強さを感じさせるものになっている。両車に標準装備されるルーフレールも、クロスバービルトインタイプ(リミテッドEX)、ラダータイプ(Xブレイク EX)と異なる。

インテリアで特徴的なデバイスは、縦に長い11.6インチセンターインフォメーションディスプレイだ。大型のディスプレイにはナビゲーションをはじめ、車両設定やエアコン調整などさまざまな機能を集約する。またメーターパネルとして機能する12.3インチディスプレイは、スピードメーターとタコメーターの2眼表示だけでなくナビゲーション画面、アイサイト画面の切り替えを可能とする。

内装色はグレードにより、ブラック(リミテッドEX)とダークグレー(XブレイクEX)を採用。シート生地はファブリック(リミテッドEX)と防水性ポリウレタン(XブレイクEX)となる。もちろんオプションも用意され、リミテッドEXには特殊ななめし加工によってなめらかな感触と高い耐久性を兼ね備えたナッパレザーの本革シートを、タンとブラックの2色から選択することもできる。この仕様では、シートと同色でインテリアもコーディネートされており、より上質な印象だ。

基本構造はフォレスターやインプレッサなどにも採用されるスバルグローバルプラットフォーム(SGP)であるが、ボディ全体の骨格連続性を高めるフルインナーフレーム構造としている。総合安全性能のレベル引き上げとともに、ハンドリングの正確性や静粛性、乗り心地の快適性などを向上させている。また安全性能では、「高度運転支援システム」を搭載したアイサイトXを全車に標準装備。幅広いシーンで安全運転をサポートするという。

エンジンは1.8L水平対向4気筒ターボで、最高出力は177ps、最大トルクは300Nm。日常での扱いやすさを重視し、1600rpmという低回転域から最大トルクを発生する。また、最新技術リーン燃焼の採用により、優れた環境性能も実現した。トランスミッションはリニアトロニックCVTを組み合わされ、駆動方式はもちろんフルタイム4WDだ。

スバル レガシィ アウトバック Limited EX 主要諸元
●全長×全幅×全高:4870×1875×1675mm
●ホイールベース:2745mm
●車両重量:1690kg
●エンジン:CB18型・水平対向4 DOHCターボ
●排気量:1795cc
●最高出力:177ps/5200−5600rpm
●最大トルク:300Nm/1600−3600rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:225/60R18

[ アルバム : 新型レガシィ アウトバック はオリジナルサイトでご覧ください ]

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