■戸惑う声の一方で「新時代の要人向け車両に最適」との意見も!?
トヨタの最高級セダン「センチュリー」シリーズに、新たなSUVタイプが追加されるとの噂が上がっています。一部の新聞報道では2000万円超えと具体的な価格帯も出るなど真偽も不明な情報も聞こえてくるなか、ユーザーはどう感じているのでしょうか。
SNSを通じてアンケートを実施したところ、まだ見ぬ「センチュリーSUV」に対し多くの声が寄せられていました。
【画像】センチュリーSUVはどうなる!? トヨタ最高級ブランドの予想CGと歴代モデルを写真で見る(100枚)
トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏の生誕100年を記念し、1967年に発売されたセンチュリーは、50年以上にわたり各界のエグゼクティブから支持を集める国内最高峰の高級セダンです。
3代目となる現行型は「継承と進化」を開発テーマに2018年に21年ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。
伝統を継承し日本の美意識をもとにした品のあるデザインとする一方、パワートレインをハイブリッド化するなど環境性能も向上させています。
2023年4月現在の販売価格(消費税込み)は国内でもトップクラスの2008万円という高額車両でもあり、こうした面でも希少性を高めています。
そんな孤高の存在ともいえるセンチュリーにSUVモデルが新設定される!? との噂は、多くのユーザーにとっても衝撃的な話題となったようです。
アンケートで「センチュリーSUV/センチュリークロス」は発売されるべきかをたずねたところ、およそ63%が「いいえ」と選択し、多くのユーザーがまだ受け入れがたいということを表しています。
自由回答では「センチュリーはセダンであるべき」「安易に流行にのるべきではない」「センチュリーは他になびかない唯一無二の存在でいて欲しい」「品位を落とす」など、厳しい意見も集まっています。
また「トヨタはリーディングカンパニーとしてセダン復権に力を注いで欲しい」と、近年国内で急速に姿を消しているセダン車に対し望みを託す声も聞かれました。
一方で、センチュリーSUVに対し期待を寄せる意見もあります。
「日本にはフォーマルなSUVが存在しないだけに、センチュリーSUVは販売される意味や価値がある」「要人向けとして相応しい」など、新たな需要が見込まれるとする声です。
なかには「防弾仕様も出して欲しい」といったコメントもみられました。
これは、米国などの海外ニュース報道や映画などで、要人警護車両やVIP向け車両にキャデラックやリンカーンといった屈強な高級SUVの姿を多く見かけることから、テロ対策などを求められる現代に相応しいVIP送迎車のイメージとリンクしているものと思われます。
※ ※ ※
2023年4月上旬現在、トヨタからセンチュリーSUV発売に関する発表は一切ありませんが、新聞報道をもとにした多くの噂がSNSなどで今も根強く飛び交っていることから、ユーザーの興味もかなり高いことがうかがえます。
今後実際にセンチュリーSUVが登場するかどうかは一切不明ですが、トヨタの動向に対しますます注目が集まるところです。
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大きな段差を乗り越えて逃げる事態も想定するとなれば尚更。