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【MotoGP】マルケス、バニャイヤとの激闘を今後に活かす「ドゥカティのお手本から学べるのは喜び」

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【MotoGP】マルケス、バニャイヤとの激闘を今後に活かす「ドゥカティのお手本から学べるのは喜び」

 MotoGP第4戦スペインGPは、グレシーニのマルク・マルケスとドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが激戦を繰り広げた。

 最終的にバニャイヤに軍配が上がり、マルケスは0.372秒差で2位。マルケスにとっては、ドゥカティ陣営に移籍してから決勝レースでは初となる表彰台獲得となった。

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 この2人はこれまでにも何度かコース上で激突しており、2021年のアラゴンGPでは、8度の世界チャンピオンに輝いたマルケスの激しいプレッシャーを受けながら、バニャイヤがMotoGP初優勝を飾っている。

 今年のポルトガルGPでは、ふたりはトップ5を争っていたが接触し共に転倒。物議を醸した。

 マルケスは、今やドゥカティにおけるベンチマークとなったバニャイヤと戦えることに喜びを感じると語った。

「ポルティマオで彼に言ったように、僕にとって世界チャンピオンであり、ドゥカティ陣営における”お手本”となるライダーと戦えることは喜びだ」

「(スペインGPでは)もう1度、彼と同じレベルで戦うことができた」

「オーバーテイクを試みるだけのスピードもあった。だから僕にとって、彼から学べることはすでにとても嬉しいことなんだ」

「それでも、彼は僕よりも強いところを持っている。でも、今後はもう少しうまく、彼に近づけるかどうか見てみよう」

 ポイントリーダーのホルヘ・マルティン(プラマック)が転倒リタイアしたため、マルケスは現在32ポイント差のランキング6番手につけている。

 スペインGPの予選でポールポジションを獲得したマルケスは、ドゥカティのバイクへの適応が完了したとコメントしていた。

 しかしマルケスは、チャンピオンシップについて考えるのは「早すぎる」と言う。

「『いや、チャンピオンはいらない』というわけではない。でも、チャンピオンシップのことを考えるのはまだ早すぎる」

「どうなるか見てみよう。まだ現時点で、このマシンでは僕のライディングスタイルの強みが少し弱まっているように感じるけど、ウィークポイントのひとつは少し強化されているんだ」

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