ガソリン高い、燃費も悪い、限界だ!
かつてないほどの猛暑に喘いだであろう今夏。「もういいよ」「もう下がってくれ」と、気温に対して誰もが感じていたと思うが、自動車ユーザーはガソリン価格に対しても同じことを思っていたのではないだろうか。
クルマ好きのカーボンニュートラルを体現したトヨタ……EV開発エンジニアのオートサロン探訪[その1]
リッターあたり170円、180円、190円、そして200円の大台を突破……給油をするたびに、誰もが憂鬱な気分になったはずだ。小生はドイツの某オープンスポーツカーに乗っているのだが、リッターあたり平均10kmでハイオク仕様。愛車にガソリンを入れるたび、顔が青ざめていた。
「高額給油という枷から解放されたい……」
EVの購入を決意した所感である。クルマを走らせることは、本来喜びのはず。給油のたびに落ち込むのは本望ではない。
小生は、THE EV TIMES(TET)の編集スタッフを務めています。この9月、「テスラ・モデル3・パフォーマンス」を購入しました。新たな愛車と共に進むEVライフを「モデル・サードインパクト」と銘打ち、連載で紹介していこうと思います。
EVは便利だと実感した「日産リーフ」
小生が初めて体験したEVは「日産リーフ」(2代目)である。遡ること2017年、「リーフ」が2代目になった頃、日産が全国で試乗キャラバンを開催し、小生はその試乗アテンダントを担当していた。そこで「リーフ」を存分に運転することができたのだ。
それゆえ、EVの利便性の高さを実感することになった。スポーツモデル顔負けの力強くスムーズな加速にまず驚いたのだが、給油という枷から外れて自由に走り回れることが大変な魅力に感じた。アイドリング状態でエアコンを入れっぱなしでもガソリン代を気にせずに済む。車内でPCを開けば、そのままオフィスになる。車の用途が無限大に広がると感じた。
充電時間も特別長いとは感じなかった。充電残量が50%くらいになったら、急速充電を使用してあっという間に80%まで回復できる。ちなみに100%まで充電した場合、280kmを走れる表示が出ていたと記憶している(当時は寒い季節で暖房を使用した)。ちょっとした遠出も十分に対応可能。「EVなんて不便」という印象は全く抱かなかった。そこで薄々と「将来はEVもアリだな」と思ったのだ。
「後輪駆動で腰低」という欲を捨てられない
先にも言ったようにガソリン代の高騰を受け、ぶつくさと文句を垂れながら給油を続けるくらいなら、「めんどくせぇ、EV買っちまえ!」と決意した。
ただ、「なんでもいいからEV」とは踏ん切れなかった。理由は単純で、小生は後輪駆動のスポーツ車を好んでいるからだ。「リーフ」は前輪駆動だ。愛車にするなら、「踏んで曲げる」という後輪駆動特有の感覚を持つクルマじゃないとイヤなのだ。
さらに言えば腰が低いクルマが良い。昨今はインバータ/ギアボックス/モーターが一体となったコンパクトな「E-アクスル」の台頭により後輪駆動のEVが増えているが、どれも“腰高”のSUVなのだ。「頭文字D」と「グランツーリスモ」で人格を形成したことで不治の“スポーツカー・シンドローム”に侵されている小生は、どうしても選択ができない。
自分が好むEVが出るまでお預けするか……。そんな時、「テスラってどうなんだろう」とふと思った。そして東京に出かけた際、ふとテスラのショールームに立ち寄ったのだ。
<続く>
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