初めてのスポーティ「レンガ」 ボルボ242 GT（1） 蘇る家族との240 エステートの記憶

自然と蘇る幼い頃の240 エステートの記憶

過剰な期待で、肩透かしに会う場合がある。ボルボ242 GTの運転は初めてだった。若きオーナー、フィン・シューハイファー氏の熱弁を電話で聞き、通常の240シリーズとのスペック的な違いを確かめた筆者が、気持ちを高ぶらせたことは間違いない。

それから数か月後。約束した取材場所の空港で、ストライプで飾られたスウェーデン生まれの2ドアサルーンと対面した。

ステアリングホイールを握り、痛快なダッシュ力へ身構えつつアクセルオン。ところが想起されたのは、父親が乗っていた1978年式の240 DL エステートだった。

Comments

[kir********]

私の記憶では
「フライング　レンガ」
だった様な……

[天上天下唯我独尊]

そう言えばDTMだったかな〝走るレンガ〟って呼ばれワゴンタイプで参戦してたね。