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前代未聞のピンク色! あのテリー伊藤氏がカラーコーディネートした特別なクラウンの『トミカ』だ! | トミカ × リアルカー オールカタログ / No.92 トヨタ クラウン アスリート

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前代未聞のピンク色! あのテリー伊藤氏がカラーコーディネートした特別なクラウンの『トミカ』だ! | トミカ × リアルカー オールカタログ / No.92 トヨタ クラウン アスリート

トヨタのクラウンは、トヨタの代表的車種であるとともに、日本車を代表する1台でもあります。1955年に登場した初代モデルは日本初の純国産設計車であり、トヨタ車の中で最も古い歴史を誇っています。誕生以来、クラウンにはハードトップやステーションワゴンなど、様々な車種が用意されましたが、やはり王道のセダンを代表とします。クラウンは「安心」「信頼」といった伝統を積み重ねて“日本の高級車を力強く牽引する正統派セダン”として進化し、現在の祭神モデルは16代目を数えるSH35型となっています。

S21型クラウン 実車フロントビュー(特別仕様車 アスリートG“ReBORN PINK”/ハイブリッド/2WD/特別設定色モモタロウ/オプション装着車/2013年モデル)S21型クラウン 実車リヤビュー(特別仕様車 アスリートG“ReBORN PINK”/ハイブリッド/2WD/特別設定色モモタロウ/オプション装着車/2013年モデル)さて、『トミカ』のNo.92は『トヨタ クラウン アスリート』となっていますが、これは2012年にデビューして2018年まで販売された、14代目にあたるS21型を再現しています。実はこのピンク色の塗装色は14代目クラウンの発表会の時に披露されて世間をアッと驚かせたもので、『ドラえもん』に登場するひみつ道具『どこでもドア』をイメージした色なのです。色の名前を『モモタロウ』と言い、この色に塗られたクラウンは実際に特別仕様車『アスリートG”ReBORN PINK(リボーン ピンク)”』と『アスリートG i-Four”ReBORN PINK”』として期間限定販売されています。『トミカ』の『No.92 トヨタ クラウン アスリート』は、まさにこの特別仕様車を再現しています。

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大元となっている14代目のS21型クラウンは、原点に立ち返り、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げたうえに、現代においてクラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に置き開発されました。“新たな革新への挑戦”をキーワードとして、ユーザーの期待を超える「もっといいクルマづくり」の先頭に立つクルマであるとしています。具体的には、一目で新型クラウンと分かる個性と躍動感に満ちたスタイルをはじめ、高出力と低燃費を両立する新開発された2.5ℓハイブリッドシステム、熟成された足まわりなど、主要コンポーネントが見直されています。また、トヨタマルチオペレーションタッチなどの様々な先進装備や技術が投入され、時代の先を見つめた大胆な進化を遂げていました。

S21型クラウンには伝統的な落ち着きを求めるユーザーのために、フォーマルな『ロイヤル』シリーズも用意されていた。S21型クラウンにはフォーマルな『ロイヤル』シリーズと、高級車に求められるスポーティさを追求して走行性能を高めた『アスリート』シリーズが用意されていましたが、基本デザインは水平基調の堂々として伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビュー、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、揺るぎない存在感と品格を兼ね備えたクラウン独自の個性を強調したものとなっており、インテリアは日本の美意識をいかした造形や手工芸品の趣がある質感を表現する一方、対照的な、先進のトヨタマルチオペレーションタッチが採用され、その対比と調和によって、伝統と革新が融合したモダンな室内空間を表現したものとなっています。

ハイブリッド車に搭載された2AR-FSE型エンジン。もともとは横置きの2AR-FXE型の縦置き版。燃料供給をPFIからDI/PFI併用とし、クロスメンバーや操舵系との干渉を避けるためオイルパンを大きく変更、同時にバランサーの配置と回転取り出し位置も変更されている。14代目クラウンにはV型6気筒の2.5ℓエンジンと『アスリート』シリーズに設定されたV型6気筒の3.5ℓエンジンに、駆動力統合制御システム(DRAMS)を備えた6 Super ECTおよび8 SuperECTをそれぞれ組み合わせて滑らかで力強い走りを実現したガソリン車とハイブリッド車が設定されていましたが、ハイブリッド車には新世代直噴技術D-4S搭載の2.5ℓ直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターの組み合わせにより、V型6気筒の3.0ℓ車に匹敵する動力性能とクラストップレベルの優れた環境性能を両立する、新開発FR専用ハイブリッドシステムが搭載されました。

また、路面からの振動をいなし、しなやかな走行安定性を目指して、前後サスペンションのアーム剛性が最適化されました。フロントのタイロッドエンド、リヤのサスペンションアームとトーコントロールアームには新設計のものが採用され、高い車両安定性としなやかな乗り心地を高次元で両立しています。これに加えボディ構造は徹底した振動・騒音対策を追求、ハイブリッド車では、ハイブリッドならではの静粛性も加わり、従来のV6エンジン以上の静粛性を実現しています。

S21型クラウン アスリート 特別仕様車 G“ReBORN PINK”(特別設定色モモタロウ/オプション装着車)のインテリアは白を基調にまとめられていた。これらに加え、夜間に前方車両(先行車、対向車)の動きに合わせて遮光範囲を自動調整しながら、ハイビームによる良好な視界を確保する『アダプティブハイビームシステム』や、運転席からの目視だけでは確認しにくい車両周囲の状況を、シフト操作と連動してナビゲーション画面に表示する『パノラミックビューモニター』など、ドライバーの負荷を軽減し、周囲の安全確認を支援する先進のシステムが設定されていました。

さらに、プリクラッシュブレーキアシストおよびプリクラッシュブレーキに改良を加え、実際に発生している追突事故の90%以上の相対速度域に対応するよう減速性能を向上させた『プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)』、駐車場でのペダルの踏み間違いなどの場合に衝突被害の軽減に寄与する『インテリジェントクリアランスソナー』や、歩行者との衝突時、フード後方を瞬時に持ち上げ歩行者頭部への衝撃を緩和する『ポップアップフード』など、一層の衝突被害軽減を目指した先進の安全装備も設定されていました。

特別仕様車 G“ReBORN PINKのステアリングオーナメンチオ王冠マークはピンクのさし色が入る特別版。メーターの指針もピンクだった。ピンクステッチの入るフロアマットも販売店装着オプションで用意された。特別仕様車 G“ReBORN PINKのHDDナビオープニング画面の王冠マークもピンクのさし色版。このほか、カードキーの王冠マークもピンクのさし色が入り、ハイブリッド車のパワースイッチもピンク色だった。さて、『トミカ』のモデルとなっているピンク色(モモタロウ)の特別仕様車は、ハイブリッド車で2WDの『アスリート G』、あるいは2.5ℓガソリン車の4WDの『アスリートG i-Four』をベースに、印象的な外板色に加え、白を基調とした内装色を採用していました。さらに、演出家のテリー伊藤氏によるプロデュースによって、内装にピンクをあしらった特別感あるカラーコーディネートを実施したものとなっていました。この特別仕様車は2013年9月1日(日)から30日(月)までの1ヶ月間、期間限定で注文を受け付け、同年12月から生産が開始されましたが、約650台が受注(うち約610台がハイブリッド車)されたそうです。

『トミカ』の『No.92 トヨタ クラウン アスリート』は、ハイブリッド車を示すシャドー部分が青いトヨタ・エンブレムがリヤに付いていることから、ハイブリッド車の『アスリートG”ReBORN PINK”』をモデル化しているようです。印象的な『モモタロウ』の外板色も白い内装色も、もちろん外観もよく再現された1台となっています。長いクラウンの歴史の中でも間違いなく目を引く存在である特別な1台をコレクションに加えてみてはいかがでしょう?

■トヨタ クラウン アスリートG(S21型/ハイブリッド/2WD/2012年モデル) 主要諸元(『トミカ』のモデル車両と同一規格ではありません)

全長×全幅×全高(mm):4895×1800×1450

ホイールベース(mm):2850

トレッド(前後・mm) :1545

車両重量(kg):1680

ハイブリッドシステム:リダクション機構付きTHSII

エンジン形式:2AR-FSE型水冷直列4気筒DOHC 筒内直噴+ポート燃料噴射装置付き(D-4S)

排気量(cc):2493

最高出力:131kW(178ps)/6000rpm

最大トルク:221Nm(22.5kgm)/4200-4800rpm

電気モーター:1KM型 交流同期式

モーター最高出力:105kW(143ps)

モーター最大トルク:300Nm(30.6kgm)

トランスミッション:電気式CVT

サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン/マルチリンク

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ディスク

タイヤ:(前後) 215/55R17 94V

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みんなのコメント

2件
  • トミカのピンククラウン、まだ販売されていたのね…

    220系と入れ替わりになったものだと思っていた。
  • ピンク色の実車が、走っているのを見た事無い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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