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最後のNSX、本気の1台がスゴい! 日本仕様の“タイプS”発表!

掲載 更新 4
最後のNSX、本気の1台がスゴい! 日本仕様の“タイプS”発表!

8月30日、ホンダは、来年で生産終了が予定されているNSXの「タイプS」モデルの日本仕様を発表した。

カーボンマットグレー・メタリックは69万3000円!

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2016年8月に発表された現行のNSXは、3.5リッターのV6VTEC直噴エンジンをミドシップし、3基のモーターを組み合わせたハイブリッド・システムの「スポーツ・ハイブリッド・SH-AWD」を搭載する四輪駆動のスーパースポーツ。

来年12月に生産終了となることが発表されているが、最後の限定車として「タイプS」が350台限定で発売されることになった。すでに北米市場では発表され、今回、日本仕様の詳細が明らかになった。

新デザインの前後バンパーやカーボンディフューザーによって空力と冷却性能を高めたとされている。また、ドアミラーやドアハンドル、エキゾーストフィニッシャー、前後のブランドロゴなどはブラックにペイントされる。また、ホンダとしては初めてのマットカラーである「カーボンマットグレー・メタリック」(69万3000円高)と新色の「ロングビーチブルー・パール」(8万8000円高)を含む全10色が用意された。

インテリアのトリムでは、天井の内張りに人工皮革の「アルカンターラ」を使い、グラヴボックスには“タイプS”をあらわす刺繍が入る。シートは、アルカンターラとレザーのコンビネーション。フルレザー・シートのオプションもある。インテリアカラーはレッド、オーキッド、エボニーの3色。キーにはタイプSのロゴが入る。

タイプS専用の純正アクセサリーとしては、ロゴ入りのインドアボディカバー(7万9200円)やフロアカーペット&トランクマット(17万6000円)などが用意される。

販売方法は未定

3.5リッターV型6気筒ガソリンターボ・エンジンは、新しい燃料噴射装置や高耐熱材ターボによって過給圧が5.6%上がり、インタークーラーの放熱量も15%引き上げられた。最高出力はノーマル車の507ps/6500~7500rpmから529ps/6500~6850rpmへ、最大トルクは550Nm/2000~6000rpmから600Nm/2300~6000rpmへと、それぞれ性能を上げ、バッテリー容量は20%、バッテリー出力も10%アップし、システム総出力はプラス29psの610ps、システム最大トルクはプラス21Nmの667Nmに達する。組み合わされる9DCTも再チューンされ、変速時間が最大50%短くなったという。

ハイブリッド・システムやサスペンション、ステアリング・ホイールなどを統合制御する走行モードシステムの「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」はタイプS専用に改良された。Quietモードは、EVドライブの加速性能向上と、EV走行領域を拡大。Sport/Sport +モードは、全輪の駆動制御や姿勢制御を最適化し、ライントレース性を高めたという。

フロント245 / 35ZR19、リア305 / 30ZR20の前後異径のピレリPゼロは、標準装着のコンチネンタル製タイヤに比べ、横方向のグリップが約6%向上しているという。専用デザインの鍛造アルミホイールから覗くブレンボ製ブレーキ・キャリパーはレッドだ。

新型NSXタイプSの価格は2794万円。2022年7月に30台限定で販売される。この30台は、全国の各販売エリア(北海道や東北、東京、九州など)に振り分けられるとのことだが、地域別の台数は非公開。販売方法は各エリアに委ねられているという。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

4件
  • これは文句なしでかっこいい
    似てる似てないは流行りだから仕方ないわな
  • 近年稀に見る、思わずハッとするくらいの格好良さ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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