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【必見!】人間国宝が手掛ける この世で2台の限定BMW

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【必見!】人間国宝が手掛ける この世で2台の限定BMW

人間国宝・奥山峰石氏──。緻密かつ高度な鍛金技術と造形感覚により、数々の作品を創出。平成7年に重要無形文化財保持者の認定を受けた、山形県出身の人間国宝だ。そんな氏がこのたび、BMW 7シリーズにもてる知識と技術を惜しまずに注ぎ込んだという。

いったい、どういうことなのかをご説明する前に、まずは「BMW Individual」の説明から始めねばなるまい。

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「BMW Individual」は、通常の仕様や装備にとどまらない最高品質の素材等を使用し、専任デザイナーのアドバイスのもと、自分だけの一台を製造・販売する事業のこと。内外装のカラーをはじめ、インテリアのシートやステアリングホイールなどなど、こだわりにこだわり抜いた一台を完成させてくれるのだ。

でも、BMWほどの巨大なクルマメーカーが大量生産の真逆にある、きめ細やかなカスタマーサービスをするというのに正直、驚かされた。そのことについてBMWの担当者は「7シリーズや8シリーズといったハイエンドモデルの売り上げは増加しています。そして、購買してくださる富裕者層の方々は、唯一無二のオンリーワンなクルマを求めていらっしゃる。そのような方たちに、ドイツのクラフツマンシップを誇るBMWならではのサービス「BMW Individual」をもっと知ってもらって、上手に利用してもらいたいんです」という。

その究極ともいえるのが、前出の人間国宝・奥山氏が繊細な加飾をほどこした銀板トリムを採用する──「BMW 7シリーズ ピュア・メタル・エディション」。福島県にある三春滝桜の枝垂れ桜を描いたその銀板トリムは、いままでのクルマでは考えられなかったような斬新で非常に芸術性の高いものとなっている。

前出のBMW担当者いわく「クオリティと聞くと、日本人は洗練やこだわりをイメージします。対してドイツ人は頑丈であるとか壊れないといことをイメージする。それならば、その両者のいいとこどりをしてみようというのがこの取り組みなのです」。

それは、価格以上の高付加価値を求めているユーザーに対し、購買意欲が増すようなストーリーを付け加えること。この限定車「BMW 7シリーズ ピュア・メタル・エディション」は、手作業による最高品質のピュア・メタル・シルバー塗装の外観と、こだわりのメリノ・レザーの内装が施され、後席にエグゼクティブ・ラウンジ・シートとクール・ボックスまで装備されている。


クール・ボックスはシャンパンやワインなど、冷やしたいものに合わせて温度調整機能も付いているうえに、専用カップ2個も特別装備。そしてこのカップがさらに極上。なんと奥山氏の作品の中でも人気の高い槌目打ち純銀製カップで、桜の花の文様があしらわれていて、氏の遊び心あるストーリー性がここにも見て取れるのだ。

サイドのトリムには春を待つ枝垂れ桜、そして後席のカップには満開のピンクの桜──。侘び寂からお花見まで、一台のクルマの中に移ろう季節の物語が込められている。

質実剛健、エンジンや走りが楽しいクルマブランドというイメージばかりが先行しているBMWの挑戦という点が実に興味深い。手作業のため限定2台という、まさに国宝級なビスポーク車。1月29日金曜日11時からBMWオンライン・ストアでの限定販売。文字どおり早い者勝ちですぞ。


BMW7シリーズ ピュア・メタル・エディション
(BMW 750Li xDrive Pure Metal Edition)


全長×全幅×全高:5260×1902×1479mm
エンジン:4.4リッターV8 DOHC 32バルブ ターボ
最高出力:530ps(390kW)/5500-6000rpm
最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1800-4600rpm
価格:2650万円
BMWカスタマー・インタラクション・センター 0120-269-437

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