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実用性備えた高速ワゴン 新型BMW M3ツーリング、初の一般公開 実走行も披露

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実用性備えた高速ワゴン 新型BMW M3ツーリング、初の一般公開 実走行も披露

待望のワゴン 英国で実車公開

BMWの新型M3ツーリングが、英国で開催中の自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で一般公開された。サーキットでの実走行も披露している。

【画像】3シリーズ初!待望の高性能ワゴン登場【新型BMW M3ツーリングを3シリーズ・ツーリングと写真で比較】 全85枚

BMW Mの50周年記念事業の一環として開発されたM3ツーリングは、M3において初のワゴンタイプとなる。過去、2000年にE46世代でM3ツーリングが製作されたことがあるが、これは1台限りのワンオフモデルだった。

今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、前庭にBMWを題材としたモニュメントを飾るなど、50周年を迎えたBMW Mが主役となっている。M3ツーリングのほか、M4 CSLなど複数の新型車も展示される。

M3ツーリングは、欧州では9月に発売され、11月の生産開始予定となっている。

3.0L直6ツインターボで最高出力510ps

3.0Lツインターボ直列6気筒エンジン「S58」を搭載し、最高出力510psと最大トルク66.2kg-mを引き出す。今のところ、8速ATとアクティブMディファレンシャルを備えた全輪駆動モデル、コンペティションxドライブのみの展開となる。

この数値は、メルセデスAMG C 63 Sステーションワゴンを上回るもので、強力なライバルになることは間違いない。

ボディが延長されたことで重量が増加しているが、加速性能などはセダンのM3コンペティションよりわずかに遅い程度で、BMWによれば、「日々の目まぐるしい移動とハイペースなロングドライブに対応できる、適応力と寛大さ」を備えているとのこと。

さらに、ほぼ50:50の重量配分と、専用セッティングの施されたサスペンションおよびステアリングを備えているため、「Mモデルの特徴である、機動性、ダイナミクス、正確なハンドリングのコンビネーション」が得られるという。

「攻め」の構えを見せるスタイリング

ルーフラインとリアエンドを除けば、スタイリングはセダンとほぼ同一である。縦型のフロントグリル、オーバーフェンダー、専用のバンパーおよびサイドスカート、4本出しのスポーツエグゾースト、フロント19インチとリア20インチのMスポーツホイール、独自のリアスポイラーを備えている。

インテリアは、最近改良を受けた標準の3シリーズ・ツーリングに近い。第8世代OSの「iドライブ」を搭載した14.9インチのインフォテインメント・ディスプレイ、12.3インチのデジタルメーターなど、おなじみのレイアウトとなっている。

また、ステアリングホイールの赤いドライビングモードセレクターやカーボンファイバーのトリム、さらにフルカーボンのバケットシート(フロント)など、Mモデルらしい仕上げが施されている。

新型M3ツーリングの欧州価格は8万550ポンド(約1340万円)からで、セダンとほぼ同額となっている。カラーリングも同じものが選択可能だ。

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