■爆速間違いなしの超スポーティな「プリウス」とは?
世界初の量産ハイブリッド車として1997年にデビューしたのがトヨタ「プリウス」です。
その後もハイブリッド専用車として進化を続け、なかでも2009年に発売された3代目モデルは、トヨタの全店が扱うようになったこともあり、登録台数が大幅に増加しました。
【画像】カッコいい! これがド迫力の「爆速プリウス」です! 画像を見る
現行モデルは2023年に登場した5代目モデルで、「Hybrid Reborn(ハイブリッドの生まれ変わり)」をコンセプトとし、歴代モデルが持つ高い環境性能を継承しつつ、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備え、内外装だけでなく動力性能もスポーティに一新しています。
パワートレインには、システム最高出力223馬力の2リッター直列4気筒エンジン+プラグインハイブリッドシステム(PHEV)も用意しており、同モデルの0-100km/h加速は6.7秒となるなど、走行性能も進化しました。
まるでスポーツカーのようなデザインと動力性能を身に着けた現行プリウスですが、さらにスポーティさを増したコンセプトカーが存在しました。
それが、「Prius 24h Le Mans Centennial GR Edition」です。
このコンセプトカーは、世界三大レースのひとつである「ル・マン24時間」の100周年を記念し、感謝の意を込めたモデル。
外観は、FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する「GR010 HYBRID」の知見を生かした専用ホイールやエアロパーツなど装備。
フロントはバンパーコーナー部に大型のカナードスポイラーを装備したほか、ロアグリルの形状は「GRヤリス」や「GRカローラ」などとも共通性を感じさせるGRブランドの四角い形状を採用。ボンネットはカーボン素材を使用することで軽量化を実現するなど、見た目もアグレッシブなスタイルとなっています。
さらにバンパー下部には片側4灯の「マルチヘッドランプ」が装備されて、夜間の視認性を向上。
サイドにはサイドスカート、リアにはカーボン製の大型ウイングとリアフェンダーから連続したデザインのディフューザーを装着。テールゲートはブラックとなり、迫力のあるリアビューを実現しました。
ホイールは、標準のプリウスの195/50R19サイズから235/50R18という太いものを装着。デザインも空力特性を重視した専用です。
加えてワイドトレッド化が図られたほか、ワイドフェンダー装備で50mm拡幅、車高は30mm下げられており、ワイド&ローのスタンスを強調しました。
※ ※ ※
Prius 24h Le Mans Centennial GR Editionは、2023年6月にフランスで開催されたル・マン24時間で世界初公開されたのち、同年9月のWECの第6戦「富士6時間耐久レース」で日本初公開されました。
さらに、同年12月にタイでおこなわれた「トヨタガズーレーシングフェスティバル2023 IN バンコク」でも実車が公開されるなど、注目を集めました。
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みんなのコメント
バカの一つ覚えってこの事だね。