オープン走行が基本のスペシャルな911
1989年式ポルシェ911カレラ・スピードスター。911カレラ・スピードスターは1987年秋のフランクフルト・モーターショーに出品されたプロトタイプの市販バージョン。930ボディの911の最終年(1989年)に限定生産された希少モデル。それは356スピードスター以来ほぼ30年ぶりに復活したスピードスターだった。カブリオレより低く傾斜角が寝たウインドシールドと専用リアカウルでオープンエアの爽快感を追求した2シーターモデルである。3.2リッターの水平対向エンジン(231㎰)はスタンダードモデルと同じ。
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だからノーマルボディの方が希少で、取引額も断然高い。
そんなノーマルボディのスピードスターを偶然にも見かけた事があるが、雨天時故に幌が下げており、リアのビニールスクリーン内にあの特徴的なハッチがハッキリ確認出来た。
あれ、後方視界はほぼ無いと思う。
カブリオレとは全く違う幌の様相は低く猫背な感じで、911とは別物に見えた。
964が既に人気を博しており、ティプトロ右ハンドルばっかりの中、ノーマルボディのスピードスターが990万の値札を下げていた時もあった。
たぶん今は海外だろうが、ひっそりと所有し続けているマニアも少なくない。
誌面にも貸し出さないから存在自体がミステリー。
ターボルックだったかどうかまでは記憶にありません。