現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > いつのまにか信じていた! 多くの人が思い込んでるけど「じつは間違った」クルマの事実4つ

ここから本文です

いつのまにか信じていた! 多くの人が思い込んでるけど「じつは間違った」クルマの事実4つ

掲載 39
いつのまにか信じていた! 多くの人が思い込んでるけど「じつは間違った」クルマの事実4つ

 この記事をまとめると

■既成概念や思い込みというのは根強いものだ

一見鈍足なのにエンジンは強烈! スポーツカーをぶっちぎれる異端のクルマ5選

■それはクルマでも同じかもしれない

■今回は意外な一面を持つクルマ4台を紹介

 ラングラーはレギュラーガソリンでOK

「将来の夢は野球選手」と聞いて、あなたは男の子、女の子、どちらを想像しましたか? では、「大好きな宝物はぬいぐるみ」ではどうでしょうか?

 これだけジェンダーレスが叫ばれている世の中でも、やっぱり既成概念とか思い込みというのは、根強いものですよね。クルマでもそれは同じかもしれません。今回はそんな、イメージと違って「え? そうなの?」と驚く意外な一面を持つクルマたちをご紹介したいと思います。

 まずひとつめは、どうも昔から大排気量のエンジンを積んで、ガッポガッポとガソリンを飲み込むイメージが強い、アメリカ車。しかも、ジープ・ラングラーのように道なき道をいく本格4WD車ともなれば、さぞかしタンクもデカイだろうし、輸入車はハイオク入れなきゃいけないからガソリン代が高そう……と背筋がゾクゾクしてしまう人も多いと思います。ところが、ラングラーは輸入車でありながら、レギュラーガソリンでOKなんです。

 アメリカ車は昔から、輸入車では珍しくレギュラー対応のモデルがとても多くて、少し前まではラグジュアリーブランドのキャデラックでさえレギュラー仕様でした。現在はほぼプレミアム仕様になってしまいましたが、エスカレードはいまもレギュラーガソリン使用可能となっています。なんだか、親近感が湧きますね。逆に、日本車だからレギュラーでOKだという思い込みを覆すモデルも最近は少しずつ増えています。たとえばマツダ・ロードスター990Sはハイオク仕様となっています。

 ふたつめは、日本では新車販売台数の約2%しか残っていないという、絶滅寸前のMT車。ということはもう、走る楽しさがウリのスポーツカーにしか設定されてないだろう、と当然ながら思いますよね。モデルラインアップのうちMT車がほとんどない、というメーカーもあるほどですが、そんななかで孤軍奮闘しているように思えるのがマツダです。

 街乗りメインの人や、便利さと快適性を求める人が多いと思われるコンパクトカーのCX-3やCX-30、MAZDA2やMAZDA3、ラグジュアリーさを求める人もいるCX-5にまでMT車を設定しているんです。スタイリッシュなデザインで欧州でも人気が高いマツダですが、やはり「人馬一体」の走りをブランドフィロソフィーのひとつに掲げていることも関係しているのではないでしょうか。

 FFしか設定されていないSUVも!

 3つめは、SUVと聞いて思い浮かべるのはオフロードや雪道での頼もしい走り。最近ではデザインの好みとしてSUVを選んだり、ほとんど市街地でしか走らないけど便利だから、運転しやすいからという理由でSUVを選ぶ人もいますので、FFモデルが売れているという現状があります。ただ、SUVならひとつくらい4WDのグレードも設定されているはず、と思い込んでいませんか。じつは日本で販売されるSUVのなかで、FFの設定しかないSUVがあります。たとえばフォルクスワーゲンのコンパクトSUV、T-CROSS。小まわり性能が高いので市街地でも乗りやすく、シートアレンジが豊富で使い勝手も抜群。3つのグレードがありますが、すべてFFとなっています。

 そして、ガソリンモデルだけでなく輸入車唯一のフルハイブリッドを投入し、優秀な低燃費が魅力でもあるルノー・キャプチャー。こちらは4グレードあり、すべてFFとなっています。また、イタリアのおしゃれなコンパクトSUV、フィアット500Xも3グレードすべてがFFです。

 4つめは、いろんなモノの価格がどんどん高騰している昨今、クルマの価格も例外ではありませんよね。新車の価格だって、いまや軽自動車でも200万円近いのが当たり前。実用車でさえそうなのですから、スポーツカーのように贅沢品や嗜好品に近い新車なんて、もう200万円以下で買えるモデルなんてないよね、と思ってしまいます。ところが、1台だけ頑張っているモデルがありました! 価格高騰の波など何のその、いまだに188万5400円からというコスパ最強価格を維持しているスポーツモデルが、スズキ・スイフトスポーツです。

 6速MTでセーフティサポート非装着車になりますが、この価格でも乗ると最高に楽しい走りが手に入ります。こんな貴重なスポーツモデルには、末長く生き残って欲しいですね。

 ということで、イメージと違って意外なところに驚くクルマたちをご紹介しました。世界情勢の変化や時代の移り変わりなどで、これからもこうした意外な一面が増えていくかもしれないですね。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
“ランクル250”をハードコアにカスタマイズ!? オフロードチューニングのスペシャリストが最新コンプリートカー「AT37」を発表!
VAGUE
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
FDJ2がMIDホイール一色に! 公式ワンメイク化でドリフトシーンに新時代到来!!…大阪オートメッセ2025
レスポンス
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
motorsport.com 日本版
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
くるまのニュース
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
バイクのニュース
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
@DIME
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

39件
  • バカートップはクルマ雑誌
    私もそう思った時期がありました
  • あなたたちライターが読者に思い込ませようとしている、「間違った事実」のメンテナンスフリーが抜けてるぞ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3200.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1590.02480.0万円

中古車を検索
FFの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3200.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1590.02480.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村