ベルエナジー、国内初の移動式急速充電車「MESTA Pro」発表

ベルエナジーは、EV向け出張充電サービス「電気の宅配便」の本格展開を見据え、EVからEVに直接急速充電できる専用車両「MESTA Pro」を発表する。

MESTA Proは、国内初となるDC入力急速充電器の開発、採用により、EVバッテリーからダイレクトに急速充電器を稼働させることに成功した。これにより重量のかさむAC／DC変換機は不要となり、日産『リーフ』自体をオールインワンの「走る急速充電器」として運用できる、移動式EV充電ソリューションの提供が可能となった。

MESTA Proは、日産リーフe＋の内蔵バッテリーの電力を、本来の自身の走行に供したまま、安全にかつ効率よく他車の充電用にも振り向ける機能を独自のワンボックス設計にて追加し、ゼロエミッションで国内初の移動式急速充電を実現した。

用途としては、EV向け出張充電サービス電気の宅配便、電欠した車両に対するロードサービス向け利用、建設現場における電動建機・重機への充電サービスが挙げられる。

ベルエナジーは、6月5日と6日の2日間、新宿住友ビル三角広場で開催される「BICYCLEーE・MOBILITY CITY EXPO 2024」に出展し、「MESTA Pro」を展示する。

Comments

[moe********]

救援用ならディーゼルの可搬式発電機を積んだトラックの方が良さそうだけれどどうなんでしょうね。
発電機なら燃料が続く限り何台でも急速充電で救援できるが。

[tak********]

BEVの緊急充電用の車両がガソリンや軽油で走り、ガソリンや軽油の発電機で発電した電気で他のBEVを充電していたら一体なんの為のBEVなのか分からなくなるのでしょうね。
結局BEVの緊急時にはガソリンや軽油が必要だって分かってしまうから。