■存在すれば51年ぶり?クラウンのピックアップトラックモデル
2022年7月15日に世界初公開された16代目となる新型「クラウン」。クラウンとしては初のグローバルモデルとなると同時に、4つのボディタイプが用意されています。
【画像】51年ぶりの復活!? トヨタ「クラウン ピックアップ」のレンダリングと歴代「クラウン ピックアップ」を画像で見る(49枚)
そのなかでも大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をベースに、Theo throttle氏はピックアップトラック化したレンダリングを作成し、自身のSNSを投稿しました。
これまでのクラウンは、一部の海外で販売されていたものの、基本的には日本市場がメインでした。2022年7月15日に発表された16代目となる新型クラウンでは40カ国で販売されるグローバルモデルとなると同時に、4つのボディタイプを用意したことでも話題を呼びました。
新型クラウンの4つのボディタイプは、セダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」、運転しやすいパッケージでスポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、そして大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」です。
このなかで、クルマのバーチャルチューナーであるTheo throttle氏は、エステートをピックアップトラック化した「クラウン ピックアップ」と呼ぶべきレンダリングを投稿しました。
クラウンのピックアップトラックというとあまり馴染みがないかもしれませんが、実は過去3世代に渡って存在していました。
その初代モデルは1955年登場の初代クラウン(RSD)と同時に発売したタクシー向けモデル「マスター」から派生し独立した荷台を備えた「マスターライン ピックアップ」と呼ばれたモデルです。「ピックアップ」と「ダブルキャブピックアップ」の2種類がありました。
2代目モデルも、マスターライン ピックアップの名前を継承し1962年に登場、2代目クラウンのピックアップ版として販売されました。
3代目モデルはクラウン ピックアップと名前を変え1967年9月に発売。1971年まで存在しましたが、これ以降のモデルでクラウンにピックアップトラックは現在まで存在していません。
Theo throttle氏は、レンダリングの製作過程も自身のSNSで公開しています。
その工程を見ると、まずクラウンエステートの荷室部分上部を切り取り、ホイールベースや車体後部を延長。ボディ表面やウィンドウなどを巧みなCG加工により微調整している様子が確認できます。
リアライトには、ハイラックスの左右リアコンビライトを流用し、その間を新型クラウンエステートのように横一文字でつないでいます。
このクルマについてSNSでは「これがあればオーストラリア人は大喜び!」「素晴らしい仕事だ」などコメントが集まっています。(編集部訳)
※ ※ ※
Theo throttle氏は、このクラウン ピックアップ以外にもレクサス仕様のトヨタ「タンドラ」やSUV仕様のトヨタ「センチュリー」、トヨタ「ノア」顔の「プロボックス」など現実にはまだ存在しない、あらゆる「もしかしたら」なクルマのレンダリングを作成して、自身のSNSに投稿しています。
Theo throttle氏の製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の非現実なデザインですが、トヨタ「クラウン」が4つのボディタイプに分裂したことや、過去にクラウンのピックアップモデルが現実に存在したことを考えると、完全に「ありえない」とはいいきれません。
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みんなのコメント
また空想お絵かきの時間ですか……………
慣れるまで少しかかりそうです…