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日産新型「ジューク」が新デザインに大幅チェンジ! 新型モデルはどこが変わった?

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日産新型「ジューク」が新デザインに大幅チェンジ! 新型モデルはどこが変わった?

■2代目となる新型ジュークはどんなデザイン?

 日産「ジューク」の新型モデルが、2019年9月4日に欧州で初公開されました。

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 初代が発売された2010年から、約9年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型ジュークは、どのようなモデルになるのでしょうか。どこが変わったのか、従来モデルと比較します。

 新型ジュークの外観デザインは、最近の日産を象徴する「Vモーショングリル」が採用され、この大きなV字のグリルによって力強さが増した印象です。

 また、大きな丸形のヘッドランプの位置は変わっていませんが、内部は新形状のLEDライトになりました。

 全体的には、これまでのジュークのDNAを引き継ぎつつ、フロントグリルの形状変更によって新たな表情に生まれ変わっています。

 サイドビューは、ブラックアウトしたCピラーにより屋根が浮いているように見える「フローティングルーフ」を採用し、クーペスタイルを強調しました。

 さらに、これまでは16インチ、もしくは17インチだったホイールを、新型ジュークでは19インチと大径化。踏ん張り感のある足元とすることで、力強い印象になっています。

 リアビューでは、リアランプにブーメラン型のコンビネーションランプが採用されました。

 内装は、中央のモニターや左右にスイッチ類を配したD型ステアリングなど、先進的なデザインに一新されています。ダッシュボードやドアのトリムにはやわらかい素材を用い、ホールド性に優れたシートには、アルカンターラやレザーがオプション設定されるなど、高級感も演出しました。

 後席のニースペースを580mm、ヘッドクリアランスを110mm拡大し、コンパクトSUVながら余裕のある室内空間を実現。さらに、ラゲッジルームは従来モデルと比較して約20%拡大した422リットルとし、積載性が向上しました。

 新型ジューク(欧州仕様)のパワートレインは、1リッター3気筒直噴ターボエンジンに6速MT/7速DCTを組み合わせました。7速DCTにはパドルシフトとドライブモードセレクターが装備され、ドライバーの好みに合わせて、エコ、スタンダード、スポーツと、エンジン特性や変速特性を変更することが可能です。

 また、高速道路の単一車線でドライバーを支援する先進安全技術「プロパイロット」が搭載されました。歩行者や自転車を検知する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」や、道路標識を認識して車速を調整する「インテリジェントスピードアシスト」、車線逸脱防止支援システム、後退時車両検知警報、後側方車両検知警報など、安全技術も充実しています。

※ ※ ※

 2010年6月に登場した初代ジュークは、コンパクトクロスオーバーSUVの先駆けとして人気を得ました。

 大胆なデザインや豊富なカラーバリエーションなど、革新的ともいえるデザインに加え、コンパクトなボディサイズによる運転のしやすさも受け、国内では発売から1か月で約1万台を受注。その後、欧州においても支持され、グローバルでは累計約100万台を販売する大ヒットモデルとなりました。

 ジュークの発売以降、国内では、ホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-3」、トヨタ「C-HR」などのライバルモデルが登場。コンパクトSUV全体の人気を押し上げることになりましたが、最近では設計の古いジュークは苦戦が強いられていたという状況です

 なお、新型ジュークの日本での発売時期や仕様などは、まだ明らかになっていません。人気のコンパクトSUVカテゴリーだけに、新型ジュークが巻き返せるのか、今後の展開が期待されます。

※一部内容を修正しました(9月6日17時10分)。

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