この記事をまとめると
■2月に開催された大阪オートメッセ2024の振り返り企画
旧車の高騰にひよってる奴いる? いねえよなぁ!? 「東卍」の影響で旧車バイクの相場が爆上がりしていた
■テクニカルサービス本多のCBX400に注目
■阪神タイガース仕様にコーディネートされていた
大阪オートメッセ2024で異彩を放つバイクを発見!
2024年2月10日~2月12日の期間、大阪港湾部のインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ2024」。3日間の合計で211,738人を動員したそうです。会場は久しぶりの開催となった本格的なカスタムカーショーを楽しみに来場したお客さんで大盛況。まだまだ冬本番の寒さでオープン日は雨が降るなか、会場内は上着を着ていると汗をかくほどの熱気で盛り上がりを見せていました。
期間中には速報で会場のリポートをお送りしましたが、ここでは開催の様子、紹介しきれなかったブースや展示車両を振り返り、あらためて紹介していきたいと思います。
プレミア価格の旧車バイクCBX400Fを全身くまなく阪神タイガースでコーディネート
2023シーズンのプロ野球で阪神が18年ぶりのリーグ優勝に輝き、久しぶりに大阪の繁華街が熱狂に湧くシーンがニュースで流れたのは記憶に新しいところです。
その阪神タイガース優勝の喜びを、大胆にバイクの全身で表現してしまったのがこのシマ模様の「ホンダ・CBX400F」です。
この車両を製作したのは、絶版国産バイクを中心にカスタム&レストアをおこなっている京都の「テクニカルサービス本多」です。1970年代から1980年代前半くらいまでに発売された車種を中心に、国産の絶版バイクの人気は近年うなぎ登りですが、そのなかでもこの「ホンダ・CBX400F」は中型車クラスでダントツの人気があります。1980年代当時のヤンチャな若者達の間では空冷4気筒の400ccクラスの人気が高く、思い思いのカスタムで個性を主張していました。いま50代半ば以上の人なら中型免許の教習車だったという人も少なくないでしょう。
その人気を受けて、フルレストアされた極上の車両は、バイクとは思えない価格で取引されています。
そんな超人気車両をベースにして、大胆にも全身くまなく阪神タイガースで覆い尽くした車両に仕立ててしまいました。会場にはド派手なカスタム車両がずらりと並んでいましたが、このCBXのまわりでは「うおーすげぇ!」という歓声が上がるほど熱い視線が集まっていました。
パーツが製廃となっている部分も新品のような仕上がりに!
まずベースとなる車両は妥協のないフルレストアによって、隙のない仕上がりになっています。たとえば、とうの昔に部品が製造廃止になっている独特の構造を持つブレーキ&ホイールまわりも新品のように仕上がっています。
そんな最上級の状態の車両をベースにして、マニアも納得の当時モノのカスタムパーツを装着したうえで、こんな大胆なコーディネートをしてしまったのですから、観客から歓声が上がるのも頷けますね。
では阪神タイガース・コーディネートの注目部分をピックアップして見ていきましょう。
まずはいちばんアピール度の強いフロントカウル。往年の耐久レーサー風デュアルライト仕様のオリジナル・ロケットカウルに、当時モノのシビエ製ライトとタイガースのマークをあしらったカバーを装着。ミラーもビタローニのカリフォルニアでセオリーを尊重しています。
リヤパートも当時のセオリーに従って、ハネ付きのビートテール&アルフィンカバーという構成でキメつつ、白/黒/黄のカラーでタイガースをアピールしています。
チェーンカバーにまで阪神タイガースのペイントが施されています。ホイールやチェーン&スプロケットをゴールドで統一して、一体感を高めているあたり、芸が細かいですね。
マフラーは、虹色の焼けがキレイなサイレンサー部分がチタン製で、エキゾーストパイプの部分は真鍮製という独自のこだわりで作られたオリジナル品。管楽器のように音の響きを追求した結果に辿り着いたそうですが、バイク用の真鍮パイプ素材はほぼなく、曲げ加工も従来どおりには行かないハズなので、製作は簡単ではないのではないでしょうか。
当然エンジンもしっかりオーバーホールされ仕上げられています。パワーを求めてボアアップなどをおこなうケースも多いのですが、この車輌は400ccらしい排気音を追求するため、純正通りの排気量にこだわっているそうです。
よく見ると、サイドカバーにもタイガースのマークが刻印されています。これは手間が掛かった仕事ですね。
派手な黄色のグリップがしっくり来ているハンドルまわり。オリジナル品のハンドルパイプはチタン風の焼け仕上げされたスペシャル。チタンメッキされたフロントフォークとのコーディネートのキマってます。
タンク上面に文字が見えるでしょうか? これは阪神タイガース応援歌の「六甲おろし」の歌詞のようで、徹底ぶりに感心させられます。
ブースの奥には、1台1台詳しく取材したいくらいの車両が並んでいました。
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